来年もお米は不足します。
たぶん・・・今年の比にはならないくらいですし
いよいよ食料不足がはじまっていくのかなとは思っていますが。
こういう不安がありますよね?
でも、お米って備蓄しても古米になってしまうから
ムダになってしまうのでは・・・と。
なぜなら、私たちは新米が一番価値があると信じていて
古米はおいしくないと洗脳されているからです。
そう、これも洗脳だと思う。
古米ってね、十分おいしい。
これがわかると、古米を備蓄することに不安はありません。
大丈夫、備蓄しましょうね。
古米も古古米も土鍋で炊けば絶品のご飯になるんです
昔の人は、新米は収穫時に少し食しただけで
基本的に古米を中心に食べる生活をしていました。
それは、果たして本当に貧しかったからなのか。
外国では古米の方が高級品であると価値がつけられて
素麺も古い方がおいしかったりします。
で、考えてみて・・・
もしかすると、電気を使った炊飯器を使うようになり
古米をおいしく炊けない状態になったことも原因なのかも?
そんな風に思うようになりました。
ひとつ、あなたに試して欲しい。
冬の鍋用の土鍋で、古米を炊いてみてください。
ぜひ、ガス火で。
私は古古米で備蓄していた分をいま食べていますが
土鍋でたくと、古米感がありません。
水は3合で4.5カップ、4合で6カップ・・・しっかり浸透させて
火にかけて7~8分もあれば、お米は炊きあがります。
(古米、古古米は水をたっぷりめにがオススメ)
熱伝導率がよく、ほんの10分以下で炊きあがる。
私は菊花の土鍋を使っていますが、菊花のご飯鍋もあります。
これ、かなりおいしく炊けるすばらしい土鍋です(自画自賛 笑)
しかも、お米の粒がここまでしっかり立ちますし
つやつやと光っているのがよくわかりますよ。
全然問題なし。
古米、古古米、さらに古くてもおいしく炊ける自信あり(笑)
菊花の土鍋にも、お米の炊き方が紹介されています。
詳しくは→土鍋 9号 鍋 【 直火 ・ レンジ ・ 炊飯 OK】 菊花
災害時にはガスが必要になりますから
IHの方も、土鍋は持っておいてもいいアイテムのひとつでしょう。
便利な炊飯器では新米しかおいしく炊くことができない
便利な炊飯器を使っていることで、新米しかおいしく炊けない。
だから新米しか売れない。
そんな悪循環に陥っている一面があるのでは?
お米が古くなっていくことに不安があったとしても
玄米で無酸素保存にしておけば、酸化は防げます。
精米して土鍋で炊けば、おいしい。
そんな方法があることを知っておいて欲しい。
私たちは、お米を作る環境がさらに悪化していくことを考え
これから数年はその影響があると見越しています。
だから、備蓄は大切なんですよね。
昔の人は作り手であったとしても、古古古米くらいを食べて
飢饉に備えながら生活していました。
その知恵を、いま忘れてはいけません。
文句を言う旦那さんも、このご飯を食べたら黙ります(笑)
なので、一度チャレンジしてみてくださいね。
お米はあるうちに、平時のうちに準備する。
そして大切に消費していきたいなと思います。
ではでは。