間違いない・・新米の価格から高騰していく流れへ。

新米が出る時期になればお米の価格は落ち着いて・・・と
ほんの2か月くらい前には報道されていましたが。

そこから一転へ。

すでに鹿児島で収穫されている早場米の価格さえも
いまの時点で4割上昇しているそうですよ。

で、お米の裏側で起こっていることを踏まえると・・・

もう間違いなさそう。

たぶん、私たちが見るはじめてのお米の価格になります。

しかも

来年にかけてさらに上昇&不足していくでしょう。

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初めて米の価格が高騰していく世界を見ることになる

農家さんが、こういった状況をみて
”みなさんが消費してくれるか心配している”と。

これは大丈夫じゃないかな。

なぜなら、小麦の産地である欧州の方では
政府が有事に備えて相当備蓄をすすめていることからも

ヨーロッパの方では、各国政府が食料備蓄に動き始めています。前回も書きましたが今回はノルウェー政府が考えられない...

世界的に小麦も足りなくなる可能性も高い・・・
となると?

お米がさらに重要になってくるわけで。

野菜や食肉の価格が高騰していく状況を見ても
お米が売れないってことはないだろうと思っています。

主食ですからね。

むしろ、もし売れないのなら・・・
日本以外の国が、お米を買っていくでしょう。

実際にそうなってきています。

”コメ余り”おコメだけは沢山ある、それが日本でしたね。たとえば米騒動が起こったときであっても翌年にはちゃんと収穫できる状況になって...

つまり、私たちは外に買い負けするわけです。

円が弱いですからね。

お米を安く安定的に供給してくれるシステム
すでに昨年の時点で崩壊していたということ。

いまの状況を見る限りそうなのでしょう。

新米から値段がつり上がっていく世界
私たちは生まれて初めて目にするのかもしれません。

唯一の生命線だった主食のお米が私たちの食から奪われようとしている

農水省のコメントは

著しい不作に見舞われなければ9月ごろに品薄は解消される

だ、そうです(笑)

今年、歴史的な猛暑ですが?

それを見通して何かするってわけではなさそうで
・・・結果的にどうなるかわかりません。

個人的には、価格が1.5倍か2倍になったとしても
量がしっかりあるのなら、問題ないと思います。

でも

すでに価格が高騰している状況であるということは
量が少ないことが織り込まれているはずですよ。

でないと価格は上がらない。

需要と供給のバランスですからね・・・

しかも他の作物と違い、お米が栽培される時期というのは
限られているわけで。

今年ダメだったら、どうなると思いますか?

すでに古米を出しているお店もあるということですから
それさえもない地域も出てくるでしょう。

これがいまのお米の現状です。

いいお米は輸出して
放射能米、とかを私たちが食べるのかな。

食の保障は、もうないことがよくわかります。

目に見えて食料不足が加速している現状を知った上で
備えがないことは、楽観的すぎると思う。

お米不足や値上がりの報道が出てくるようになっています。あれだけコメ余りだからと減反政策をしておいてここに来て足りないとは、なぜ? ...

暑さに強い品種のお米を・・・?
それも、もう間に合わないレベルへ。

状況はすこぶる悪いです。

この悪さが当たらないことを願うしかありません。

主食が高騰すると、世界は変わります。
そうならないことを祈ります。

厳しい食料争奪戦が始まっていることだけは
もう間違いないことを知っておきましょう。

ではでは。