私が物を手放すという作業を通じて得たモノは
ただ単に部屋が片付くということだけではありませんでした。
そのことの為だけに
持たない暮らしをしているわけではありません。
価値あるものを大切にする人生をいきるため
生きるエネルギーをモノに奪われていた生活から
自分が楽しいことであったり、家族との時間を優先するために
いまでもこの小さな暮らしをずっと継続しています。
そんな私が実際にやってきた暮らしの変え方にそっくりだと思ったのは
タミーさんのスマートサイジングという本で
タミーさんも多くを消費し、物が家の中にあふれ
その為に多く働く人生から、劇的に変わっていく様子が本の中でつづられています。
スマートサイジング
タミー・ストローベル (著)
楽天ブックスはこちら
決してオシャレな片付け本ではないんですが(見た目地味です 笑)
暮らしを通じてモノと向き合うストーリーは、等身大でとても共感できました。
小さく生きるってどういうこと?
なぜそうするの?
そういった疑問に感じることが・・・あなたにもあるかもしれませんが
小さな暮らしだからこそ、広がる生き方が実際にある。
周囲にどうみられるかばかりを気にして
ひとと同じものを持つために、無理をして働くよりも
その「ふつう」を見直すだけで、変わっていく生き方があるんだと
そういうことがわかるようになると
小さな暮らし。
モノを多く持たない暮らしは
いまよりも自分の可能性を広げてくれることであり
そこには無理が生じない生き方があることもわかるようになりました。
確かに、そんな暮らしは他人からみたら
質素に見えるかもしれません。
でも、その基準はなんなのか?
そういうことを、いま一度私に教えてくれたのが
スマートサイジングという本でした。
私は本が大好きで
色んな生き方の人の本を、とにかくよく読みます。
そのおかげで
世間でいう基準から、ちゃんとずれることができました。
それは本当によかったことだと思ってます。
きっとそのまま合わせていたら
ずっとしんどくて、無理をしている人生を歩むことになっていた・・・
でも、暮らしをスマートサイジングしていくことで
自分にとって価値あるものを探す方向へ変わっていくことができ
改めて、物から一歩離れることの大切さを感じています。
大切なのは生活であって、物ではない。
しあわせは買える、あなたが思っているよりも安く。
そんなタミーさんのような、シンプルで我慢のない暮らし。
その為に持たない暮らしをこれからも続けていきたい。
改めて今日はそう感じました。
ではでは。