それを使いこなせなかったダメな自分を認めて手放すと、心まで軽くなる。

これを買ったら理想の生活ができるかもしれない!

そう思って手にしたモノでも
使わないことは、驚くほど多い・・・・、そう思いませんか?

そういった使わなかったモノを手放すことは
結局は使いこなせなかったダメな自分を認めることでもあります。

ダメなように思うけれど
認めると、やっと手放すことができる。

理想の自分になれなかったことを認めると、心も軽くなれる。

いまでこそ、モノが少ない暮らしになれた私ですが
過去には色んなモノを家の中にためこんでいたんです。

家庭菜園の道具一式
お菓子道具一式
圧力鍋
フードプロセッサー
料理本・・・などなど。

考えたらもっとでてきそうですが(笑)

思い返せば、こういうモノを手に入れたときの自分には
「これを使いこなせたら、素敵な奥さんになれる!」
と思っていたような気がするんです。

でも結果・・・・ どれも使いこなせず・・・ 途中で放棄・・・

そして捨てられない。
捨てたら、それを使いこなせなかったダメな自分を認めることになってしまう。

誰しも自分の間違いを認めたくはないものですが
モノと向き合うときには、こうやって失敗を認めるということが絶対に必要で

苦しいけれど
それを受け入れることで、それらをやっと手放すことができるんです。

そして、気づく。
私にはこういったモノは必要なかったんだって。

これはいらないものだった。

だから、思い切って手放なそう。

そうして私もひとつひとつのモノを手放して
これらを使いこなせない自分への罪悪感を持つ気持ちからも解放されました。

うちのキッチンには最低限の調理器具しかないけれど
私にはこれでいま十分だと、そう思えるようになれたこと。

使わないモノを抱えていればいるほど
どこか心の中でできないことにいつも罪悪感を感じているもの。

でも、手放せばそれから解放されます。

そしてもう二度と同じような失敗をしないようにする。

買い物の仕方も以前よりも変わってきて
自分が本当に使いこなせるものだけを買うようになるんです。

理想の自分になるために買うものから
いまの自分が使いこなせるモノを持つ。

そうすれば、心身ともに軽くなっていくでしょう。

わたなべさんの片づけの本でも
ダメな自分と向き合う過程が描かれていて、かなり共感。

ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました
わたなべ ぽん(著)
楽天ブックスはこちら

自分だけじゃないんです。

きっと誰しも、そういった使いこなせないモノを持ちすぎて
そんな自分を認めたくないけれど

認めると、変わり始める。

部屋も、自分の心も変わっていくんだよってこと。

改めて、認めること、そんな自分を受け入れることの大切さを感じますね。

過去の失敗を生かしながら、
私も安易に使わないモノを増やさないように、持たない暮らしを実行中です。

ではでは。