親世代よりも年金が目減りする確率が高い私たちは
年金の繰り下げ受給が、一般的になる可能性が高まってきています。
そのときに、大きな武器になるのがiDeCo(イデコ)になりますが。
イデコも買う場所や運用するモノによって
20~30年後にもらえる金額が、まったく変わってしまうので。
3つのポイントを意識して、賢く運用していきましょう。
イデコはコストを抑えてお金を増やしていきましょう
私の住んでいる街の銀行でも、店頭で「iDeCoをはじめましょう」という
キャンペーンを多く見かけるようになりましたが。
窓口があるから安心だと、そこに行かないこと。
基本的に、近くの銀行だとコストが高すぎるんですよ(汗)
気にするべきは
・運用管理費用
・口座管理手数料
この2つのコストになりますが、一般的な銀行とネット証券だと
安さが全然違うんだということを、頭に入れておいてください。
十八銀行とSBI証券の比較より
晋遊舎ムック お金のプロにぜんぶ聞いたら年金の不安がなくなりました!
運営管理手数料と口座管理手数料(月々必要)の差で25年で約133万円の差が出ます。
この2つは積立を続けている間ずっとかかるものなので、積み重ねていくとそれなりの金額になります。金融機関を選ぶ時には絶対にチェックして!
総合的に見て、やはりいま一番強いのがSBI証券で。
二番目にオススメなのが、楽天証券ですね。
私たちは、夫婦それぞれでSBIと楽天を使っていますが
ウェブサービスが充実しているので、とても使いやすいですよ。
もし、いま手数料が高い口座で運用されているのなら、
時間がかかっても移管するメリットは十分はあるでしょう。
長く運用すればするほど、受け取れる金額が変わるのですから。
運用するのなら利回りの見込める投資信託で増やしていく
私は、イデコはやるだけでも節税になるので
所得税を支払っているのなら、十分にメリットを感じていますが。
せっかくなら、やはり投資信託で運用していきましょう。
元本確保型の商品にしていても、増えることはありません。
わが家は、より利回りが高いと期待できる米国株の投信を
お互いのイデコの運用に組み入れていますよ。
こういった魅力的な金融商品があるのも、
SBI証券や、楽天証券のメリットのひとつだと思います。
もともとが証券会社ということもあり、
コストが安く、投資家に人気の商品の品ぞろえも豊富。
いい投資信託が販売されているかどうか?
最終的には、受け取れる金額に大きな差を生みますよ。
受け取り方も含めて手数料を意識しながらイデコを使おう
そして、最終的にどうイデコを受け取るかでも手数料が変わるので
なんとなーく銀行で言われるがままにすると、危険です。
受け取り方でも、10万円くらいの差がでるので
50代くらいになったら、こういったことも調べておきましょう。
(金融機関によって受け取り方は変わります)
ざっと、3つのポイントで・・・
下手をすると、500万円近い差になるのかもしれません。
イデコをやらないだけでも、やはり損ですしね。
よく考えて、うまく使うのがいかに効果的になるのか?
今後、年金も含めて検討していきましょう。
これから一般化してくる可能性が高い繰り下げ受給には
いかにイデコを活用するかで、もらえるお金は変わります。
ぜひ賢く運用して、うまく繰り下げていきましょう。
わが家も夫婦で、コツコツ積立していきます。
ではでは。