「忙しい生き方」から降りよう。

40代に入ってくると、周りからたまに聞こえてくるのは・・
「がんばりすぎて、倒れてしまった」という声です。

もしくは、精神的にムリが来てしまうとか。

若い時には、がんばれば乗り越えられてきたことも
年齢を重ねると、どこかで調子を崩してしまいます。

ストレス、イライラ、せかせか。

忙しすぎる生き方から、私はもう降りました。

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ストレスが人生の後半にどれだけ影響を与えるか

思い返してみると・・・ この3年間くらいは
家族に対して怒ったことは、一度もありません。

この一年間、誰かに怒ることがありませんでした。そんなことにふと気づいたのは、ママ友さんから「子どもに怒ったりする?」と、聞かれたと...

怒ると、逆にストレスが増えていくことがわかり
ちょっとムカッとしたくらいで、切り替えるようになりました。

誰に対しても、怒らない。

たまに夫にイライラしても、10分で切り替える!

そうするようになったのは、いかに怒りによるストレス
体にかける負担が大きいのかを知ったから。

心臓疾患で倒れる人に、性格的な共通点が浮かび上がってきたのだ。その共通点とは、「怒りっぽい」「せっかちで先を急ぎたがる」「仕事の遅延や、遅刻を嫌う」「上昇志向が強い」。アメリカの研究員たちはこうした性格の持ち主を「窓のない高速列車」と呼ぶことにした。

「いそがない人」が、いい人生を送る 元気がわく「ゆっくり力」

窓のない高速列車・・って(笑)

ああ、でもわかるんですよ。

急ぐと、イライラする。
予定が狂うと、焦ってしまう。

この忙しく急いでいるままだからこそ
つい、怒りっぽくなってしまう状態になってしまうことも。

だからこそ、もう遅れてもいい
これ以上、仕事で成果を望まなくてもいい。

それくらいの気持ちにどこかで切り替えていかないと
この列車から、降りることはできないことがわかります。

そして、この列車は・・・40代以降も乗り続けることで
体に負荷がかかることは、斎藤さんのゆっくり力 からも教えてもらえます。

人生後半からは、特急列車ではなく鈍行列車で。

「いそがない人」が、いい人生を送る 元気がわく「ゆっくり力」
斎藤 茂太
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鈍行列車でなければ景色を楽しむ余裕すらありません

わが家の息子は、新幹線が好きなんですが・・・
乗ると・・すぐにつまらなくなるみたいなんですよ。

なぜって?

早すぎて、窓からの景色が楽しめないからでしょう。

でも、実家(かなり田舎)にいくときに鈍行列車に乗ると
トンネルや、窓から見える景色にいつも釘付け。

各駅に止まるから、時間はかかってしまう。

それを、生き方にたとえてみても
目的地に着くだけの移動よりも、楽しめる要素が多い。

各駅だから、おりやすいですし(笑)

早く生きていると
忙しくしていると

ゆっくり生きている人よりも、見えなくなることがあります。

列車を乗り換えてみて、はじめて気づくこと。
かつて高速列車に乗っていたからこそ

鈍行の生き方を選びたいと、夫婦で一致していますよ。

ゆっくり生きると「ゆとり」が暮らしに生まれてきます

忙しく急いでいるはずなのに、なぜかゆとりが生まれないのは
いまの現代社会での矛盾かもしれません。

働ているかのように、日常も過ごしてしまう。これでは心が休まることはありません。忙しい、忙しい、とカリカリ・・・イライラ。 ...

わが家は、逆にゆとりが心に生まれるようになり
「いつでもお先にどうぞ」精神です。

私の尊敬している方が
「忙しいという字はね、心を亡くすと書くんだよ」と。

教えてくれたことが、強く印象に残っています。

若い時はいいんですよ。

でも、これからは限られた人生の中
ゆとりの時間を持つときではないでしょうか。

自分自身が40代にはいり・・すでに周りの友達は、41歳を迎えるようになってきて。改めて、時の流れの早さを感じるようになりました。 ...

スピードを重視した生き方から、ゆっくりを楽しむ生き方へ。

便利さ
消費から一歩離れて

鈍行列車で、人生をのんびり生きていきたいなと思います。

ではでは。