いくら手元に貯蓄ができたら保険を解約してもいいですか?

保険大国日本ということもあり、私たちは保険を買うことに
なんのためらいも持たない方が多いのが現状・・・

ですが、保険はかなりの節約効果があります。

住宅や、車、洋服やバッグなど。これらには”買い物している”という感覚がありますが、こと保険になると、この意識はうすまってしまいます...

この事実に気づきはじめた方より、ブログでのお問合せで
共通した質問があったので、そのことについて回答したいと思います。

”保険をすべて解約するには、いくら貯蓄が必要ですか?”

個人的には300万円くらいまで貯まれば
生命保険は解約してもいいと思っていますが。

まずは段階的に切り替えていくことから、検討してみましょう。

ステップを踏むことで、不安が手放せるようになります。

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段階的に保険を減らしていくことで不安感を手放す

まず、若いうちは病気になる可能性が低いので
手厚い保険に入る必要性があるのかどうか、考えてみて下さい。

確率でいくと、本当に低い。

有名な保険会社は、掛け金もそれなりにかかるので
私が以前加入していたのは、県民共済でした。

夫婦合わせての毎月の掛け金が4,000円ほど。
年に一度は、割戻金が3割ほどもどってくるので・・

毎月3千円も保険にかけていなかったと思います。

そして意外に知られていないかもしれませんが、
県民共済は、時代の流れに合わせて保険の見直しをしてくれます。

これって、なかなかのメリットなんですよ!

なぜなら、保険で一生涯の保障をと思っていても
30年後の健康保険にそった内容でなければ意味がありません。

結局は古い保険を使えないので、新しい保険を・・・と。

入りなおす方も多いそうなんですよ。
つまり、保険は時代の変化に弱いということを知っておく。

テレビなどで宣伝されることはないので
意外に地味な共済の保険ではありますが。

価格と保障のバランスは、なかなかのもの。

営利団体ではないということもあり、まず保険料を抑えたいのなら
ここに切り替えていくことをオススメしています。

私は兵庫県の県民共済に加入していました^^

月1000円からというプランもあったりするので、かなり割安!
倹約家である義父母も愛用していた、良心的な保険ですよ。

300~500万円ほどしっかり貯まってからでもいい

具体的にがんなどで治療が必要になったときには
200万円の貯金があれば対応できるという、内容も目にしましたが。

がんの治療費の1つの目安が100万円とお伝えしました。ですが、治療が長引いて多くかかっても対応できるように、200万円程度の貯蓄を用意できれば自分保険への切り替えができるのではないかと思います。若いうちは共済でいいのではないでしょうか。保障もシンプルで掛け金も安いので自分保険に切り替えるまでのつなぎとしては最適です。

38歳までに受けたい「甘くない」お金の授業

それでも心配になるのなら、私は共済だけは続けておいて
300~500万ほど貯まってから手放してもいいと思っています。

ちなみにがん保険は、加入してすぐ解約した経験があり。

昔から、保険にはあまりお金をかけていません。

結婚して家庭を持つと、何かと不安にはなるものですが
共済ライフネット生命などを上手く活用していくこと。

そして、節約できた分を貯金や運用でコツコツ増やし・・
いずれ保険を手放していく方法だと、不安が少なく済みますよ。

いまは、もう保険には入ろうとは思いません。

がんでも、がんでなくても。

どちらにでも使える預金や投資資産の方が
やはり色んなリスクに対応できるということを理解したから。

必要なだけ使える”流動性の高いもの”を手元に増やす

どれだけ手厚い保険に加入していても・・・
手元に預金が少ないと、毎月の生活はしんどいもの。

こういったことも、長年家計をやりくりして感じているので
なるべく流動性の高い預金や投資信託で増やしています。

”必要なとき、必要な分を支払う”

これが、一番合理的です。

その為に、まずは最初から高額な保険に加入するのではなくて
安くていい商品で、シンプルな保障をつけるだけにしておく。

保険大国ニッポン!誰もが不安を解消するために 当たり前に加入している・・・ 保険ですよね。でも、いまイギリスやアメリカで ...

若いうちは、それでいいんです。

なぜなら、一番医療費が必要になるのは・・・人生の後半だから。

お住いの都道府県にある共済の保険をぜひ、チェックしてみて下さい。
そして、節約できた分は貯金や運用へ!

私たちも、これからは保険に必要以上に加入せず
流動性の高さを優先したいと思います。

ではでは。