”イデコ”と”つみたてNISA”では出口戦略は変わってきます。

前回の記事にて。

自分年金を作る上で最強なのは、イデコです。掛け金を全額所得控除できる上に・・運用期間中の利益は、なんと非課税!ということで...

イデコの出口戦略について書きましたが・・
このことでブログの読者さんからご質問をいただきましたので。

今日はそのことについて考えを書いておきたいと思います。

「イデコは段階的にリスクを抑えるということでしたが
 つみたてNISAの運用も同じようにしていくのですか?」
と。

私の答えは「いいえ」です。

”イデコ””つみたてNISA”での運用の決定的な違いは・・
ずっとそのまま口座で投資し続けられないこと。

だからこそ、イデコはしっかりとした出口戦略が必要だと考えています。

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売却するタイムリミットを考えてリスクを下げていく

わが家の場合は、夫婦でイデコつみたてNISAも使っているので
まずは「使っていく資産の順番」を決めるようにしています。

一番は夫のイデコ口座
二番は夫のつみたてNISA
三番は私のイデコ口座
最後は私のつみたてNISA

この順番にしているのは、夫婦の年齢差が10歳以上あるので
最終的には「妻がおひとりさまになる」ことを前提にしています。

ときどき、読者の方からこういったご質問を受けます。「夫の口座だけで、資産運用してもいいですか?」と。答えは、もちろん大丈夫...

そして、イデコ口座でいつまでも運用できるわけではないので
60歳の時点で売却する、ということも考えています。

(一時受け取りにするか、まだ検討中ですが)

そうすると、60歳の時点で暴落がやってきたら・・・?

非常に危険ですよね(笑)

こういったことも考えて、段階的にリスク資産をへらし
変動に耐えうる債券などに切り替えていくようにしています。

一括受取にするのなら、その一、二年前には
預金などにしておくことも、安全策のひとつですね。

夫はもうすぐ52歳で、60歳で受け取るのなら・・・後8年ほど。

出口がいつかを決めているのなら、それに備えていくことも
資産を守っていくためには必要なことになるでしょう。

つみたてNISAはそのまま運用していくつもりです

では、つみたてNISAは?というと。

非課税期間が終わったら課税口座に移動させるつもりですし
こちらは口座に期限はないので・・・ずっと運用していくつもりです。

中には、60~70代になったら株式は持たない方がいいという
こういった話も聞きますが。

私は現金、バランス型、株式とで取り崩しをしながら
資産を増やしながら、使っていくつもりですよ。

長期積立投資をスタートして、10年以上がたってきて・・・最近は出口戦略について、考えることが増えました。一番気になるのは、暴落時は...

自分のイデコ口座も60~65歳では終了するつもりなので
こちらも段階的にリスクを抑えていくことになるでしょう。

ですが。

いまは人生100年時代ですから。

60歳以降でも・・・長くて40年あるかもしれないので
イデコ以外でも運用しておくにこしたことはありません。

運用は一生続けるつもりなので”株式”も保有していきますよ

私は、将来的にセゾン投信の口座を子どもに相続させるので
運用は一生安心して続けられる投信にしています。

ですから、株式も・・・おばあちゃんになっても保有しますよ^^

もちろん、若いときよりは現金の比率はあがっていることは
考えられますが、それだけでは資産は目減りするだけ。

こういったことも考えて、年齢とともに
リスクとうまく付き合うことも必要になりますよね。

わりと、出口戦略については・・・読者の方も興味津々なので
わが家の状況とともに、また逐一公開していきます!

夫はもうすぐ52歳で
60代まで・・・後8年になりました。

私の資産は、しっかりと運用しつつ
夫の分は出口戦略も視野に入れて。

リスクをおさえた配分に切り替えていきたいと思います。

ではでは。