いつでも、買い物へ行ける。
いつでも、遠くに出かけられる。
そんな日常がコロナの感染拡大で変わってしまったとき
改めて・・”いまあるもの”に目を向けるようになりました。
まさに、ないならないで。
あるものでまかなうという流れになりつつあることを感じています。
”あるものでまかなう”ことで暮らしのロスが減らせる
コロナの影響で、学校が休校になってしまったときには・・
子どもたちが食べることで食費が上がることもありましたが。
結果的に、いまでも買い物へいく回数が減ったことで
食費が以前よりも5~10%くらい下げられるようになりました。
微々たることに感じるかもしれませんが。
いまはコロナで不況の時期です。
もっともっと食べきる意識を高めていくことができれば
それは節約やフードロスを減らすことにもつながりますよね?
実際に、こんなデータが出ています。
家にあるものを使って料理する人、食材を大切にする人が増え、その結果、イギリスやイタリア、オーストラリアでは、2019年に比べて家庭で食品を捨てなくなったことがデータからも読み取れます。日本でも、家庭で食品を捨てる量が減った人が20%と、食品ロスが若干減る傾向がみられます。
あるものでまかなう生活
いままでは、買い物へなんの障害もなく行けたわけですが・・
緊急事態宣言時には、でかけることを控える人も多かったはず。
そうすると、みんな”家にあるもの”で何とか、やりくりしようとする。
いままで外へ外へと、向けていた意識が・・ 手元に向いたとき
家にあるもので、何かしら料理するようにしましたよね?
長期間放置されていた、冷凍庫の食材や・・缶詰など。
これらをうまく食べきることが、あるものでまなかう暮らしに繋がります。
井出さんの本を読んで。
この出来事をキッカケに、改めて食品の食べきり方を見直しています。
いまは、もう通常通りに買い物へいけるようになりましたが、
週に二回の買い出しルールは、そのまま継続するようになりました。
小さな経済に備えて”あるもの”を使い切る意識を高める
私自身の仕事は、以前よりも20~30%縮小しました。
個人で働いている人の話を聞いていると・・・
大きなところで売り上げが半減、よくあるのが20%減くらい。
儲かっている業種もありますが。
これからは、以前より小さな経済になっていく・・・
そんな可能性も頭に入れて、生活していくこと。
その為には、使い切る意識がもっと必要だと感じています。
私自身、食べきることは意識していたんですが・・
さすが食品ロス専門家の井出さんの”あるものでまかなう食”は
いかに食べ尽くすか、すごく参考になりましたよ^^
食だけではなく、暮らし全体でも。
いま自分が持っているモノの中で、いかに相違工夫するか?
不安な時代だからこそ、身に着けておきたい知恵だと感じています。
あるものでまかなう生活 (日本経済新聞出版)
井出 留美(著)
楽天ブックスはこちら
”あるものと向き合うと工夫がうまれる”
そんな楽しさも教えてもらえる、暮らしの知恵がつまっています。
足りない分だけを買い足していく暮らしを目指して
いまは3~4日分の食材を買ってきて・・・
その場で調理できるものは、作り置きにしておいて。
メインだけ毎日変えて、後はちょこちょこ食卓に出して食べきっています。
週に一度は、残り物を片づける日もあり!
次々に買い行くと、どうしてもロスが出てきてしまうので
冷蔵庫を空にしてから、買い物へいく習慣は続けています^^
冷蔵庫も大きなモノを買う人が多かったそうですが・・・
まだまだひとり暮らしサイズでがんばりますよ(笑)
必要な分だけ・・足りなくなったら、買いに行く。
いまあるものを、もう一度意識するようにして
これからの小さな経済に備えていきたいなと思います。
ではでは。