ときどき、読者の方からこういったご質問を受けます。
「夫の口座だけで、資産運用してもいいですか?」と。
答えは、もちろん大丈夫です^^
まずは旦那さんのイデコなどの非課税制度を使い・・・
そこからつみたてNISAを使って、という順番になるでしょう。
ですが、わが家の場合は・・私がメインで口座を持っています。
その理由は、2つあるんです。
離婚してもひとりで生きていくと決めていたから
まず、私が独身時代から積立投資をしていたということもありますが・・
そのときにスタートした理由が
「一生ひとりでも生きていける備えはしておこう」というものでした。
ちょっとネガティブでしょうか?(笑)
20代前半の頃は、自分自身も夢見る女の子な部分があったんですよ。
でも、20代半ばになってくると・・・?
女性は、年々社会の中で厳しい立場になっていくこと。
結婚しても、離婚するリスクを抱えていること。
こういった現実を、しっかりと見るようになります。
そんなときに支えてくれるのは・・・金銭的な余裕でもあると考え
自分名義で運用は続けていくつもりで口座を開設しました。
たとえ信頼している相手といえど、何があるかわかりません。
今現在、結婚して13年で夫婦仲は良好なんですよ。
でも、良好であったとしても、気持ちの部分のお守りとして
いつひとりで家計を支えていくことになったとしても
生き抜いていくように、仕事と運用のことはいつも考えています。
私たち女性は、いつもお金のことで不安を抱えています。
ですから、その不安を少しでも減らしていくためにも
独身時代から運用は続けるようにしているんですよ。
最後は”おひとりさま”になることを想定しておく
もうひとつの理由は、夫との年齢差からくるものです。
基本的に、何もなければ女性の方が長生きすると思いますが、
その上に・・・夫は私よりも10歳以上は年上になるので。
最後は、おひとりさまの期間が長くなるでしょう。
下手したら、20年くらいひとりかも(笑)
こういったことも考えて、口座を移動するとか
相続税だとか、そういったこと省けるように・・自分名義で。
イデコでは、夫名義で結構な金額を運用していますが・・
それ以外は、ほとんど私が運用しています。
管理するのも、残されるのも私なら・・・私の口座の方がいいので。
まずは、お互いの年齢でどうなるか想定しておくこと。
ですが・・
ほとんどの場合、残されるのは女性です。
いまはまだ、子育て中で働いていないからと・・・
自分の口座を持つのを、ためらってしまうかもしれませんが。
ぜひ、また働くことを再開したら検討してみてください。
自分のお金は、自分で考えておく。
これくらいの気持ちを、いまは持つようにしています。
少しずつ自分のお金を育てていくことも考えていく
とはいえ、女性は子育てで仕事から離れる期間というのは
ほとんどの方にあると思うんです。
私も、子どもが小さな時期は・・・それほど収入がなかったので
月に5千円ずつ、コツコツ積立していましたし・・・。
ですから、段階的に自分の方に運用資産を分けていくことで
将来的なお金に備えていけばいいと思っています。
パート収入から、月1万円積立していく・・など。
毎月1万を20年間、年6%で運用できれば約455万円へ。
自分の資産として持つのは、大きな額になりますよね。
30年間なら、約979万円ですから。
気兼ねなく、老後は女子旅にいけます^^
「これは、私が運用してきたお金だから」と。
非課税枠で夫の分も運用していきつつ・・・
自分の口座を持つことも、将来をイメージして考えてみましょう。
女性の方が堅実に運用できると個人的に考えているので
おどろくくらい、自分の資産が増えるかもしれません。
私も、最後まで運用していきます。
詳しくは→月々5,000円から始める長期投資。
夫の非課税枠も上手に使い
なおかつ、自分の資産もできる限り育てていく。
このスタンスで、これからも継続していきますね。
ではでは。