コツコツと貯金箱にお金を貯めている息子たちには
「そのお金は、長くそのままにしてはダメだよ」と。
何度も何度も言い聞かせています。
すぐに使うお金は、現金で置いていても大丈夫。
でも、長期でそのままにしておくのなら・・・
「貯金は、してはいけない」と、伝えること。
これを子どもたちの頭に、叩き込んでます(笑)
貯金主義である発想を切り替えていく
私たちが社会人になった頃には、物価が下がっていたり
まだ金利も・・・ほんのわずかではありますが、あったので。
まだまだ貯金思考の方が大多数ではないでしょうか。
でも、この数年で状況がまた変わりました。
物価が下がっていた期間は、じつはとても短い間で。
長いスパンで振り返ってみると、お金というものは
価値が下がっていくことを前提にしなければならない。
ここ最近の相次ぐ値上げからも、このことは痛感しています。
昨日まで250円で買えていた牛乳が、今日から280円出さないと買えなくなってしまったということ。これはお金の価値が下がり、モノの価値が上がったことを意味します。「数十円の値上がりは大したことない」と感じる人もいるかもしれませんが、長いスパンで見ると、インフレの影響度は小さくありません。
おカネは、貯金に頼らずに守りなさい。 ~「将来が不安……」がなくなる唯一の具体的方法~
いまお財布に入っている一万円札は、一万円札のまま。
でも・・・どうでしょう。
10年前に比べたら、その金額で買えていたものが・・
買えていたサービスが年々減っていませんか?
それも、じわりじわりと。
これは、実質的にお金の価値が下がっているということで
私たちの身近な暮らしにも影響を及ぼしています。
日本では、貯金こそ正義になっていますが。
その発想は、将来的にかなり危険になるでしょう。
だからこそ、未来ある息子たちにも
「お金は手元に置いてはダメ」だと、話していますよ。
それは、親である私たちが理解していくことで
はじめて子どもたちにも伝えられるようになります。
田口さんの著書の中でも。
いかに貯金思考のままだと、リスクが高まるのか?
今一度、私たちに教えてくれます。
ディズニーランドのチケットで例が出されていましたが、
これこそインフレですよね!
ライブのチケットも・・・値上がりが毎年続いています。
こういったことから、お金の価値が下がっていると
違う視点でみることが、大切だと思います。
いまのままではゆっくりと貧しくなっていく
お子さんのお年玉を毎年貯金していると・・
そういった方も多数おられると思いますが。
”これから10~15年後にはその価値は下がっている”
そう考えておかなくてはいけません。
せっかく子供のためにコツコツと貯めていても
未来にできることが同じ金額でも変わっていく。
これが、貯金思考から抜け出す発想のひとつです。
私もお年玉を貯めていますが、置き場所は投信なので
時間をかけてゆっくりと増えていっていますし。
息子たちも、それを見て投資をすることが当然だと
少しずつ理解するようになってきました。
詳しくは→セゾン投信のこども口座
子どもが投資に興味を持つキッカケにも。
投資は攻めのようで、守りでもあること。
貯金こそ安全だと・・・
この思考が、いかにゆっくりと資産を減らしてしまうのか。
増税時代だからこそ、知っておくべきことです。
ゆっくりゆっくりと。
貧しくなるか、豊かになっていくか。
分岐的に来ていることを、田口さんの著書から感じています。
おカネは、貯金に頼らずに守りなさい。 ~「将来が不安……」がなくなる唯一の具体的方法~
田口 智隆 (著)
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お金の置き場所を間違えないようにしていきたい
長男(11歳)に
「貯金箱に入れているお金は、長く置くと減るよ」とか
「お金の価値は、下がっていくものだから」とか
日常的な会話の中で話をしていくことで、
投資に前向きに変わっていくようになっています。
ようは、お金をどこに置くか。
シンプルにここだけ間違えないようにすれば
ゆっくりと減っていくことを防ぐことができます。
”お金の置き場所”
日本では、これがわかりにくくなっています。
だからこそ、自分で守っていくいう視点を持ち
貯金思考から抜け出していくこと。
安全は、安全ではない。
長くおいて置くのなら、なおさらですから・・・
これからも、気を付けながら。
減らすのではなく、増えていく場所に。
これからも預けていく習慣を持ち続けたいなと思います。
ではでは。