賃貸生活での不満を上げるとするならば、
キッチンのせまさが、あるかもしれません。
普通の賃貸で、広々としたキッチンって・・・
基本的に見たことがありませんよね?
それでも、せまくても。
限られたスペースを活用し、日々の食事を作っていくこと。
これって、本当に大切なことだと感じています。
せまくても工夫しながら自炊を続けていこう
子どもたちが成長して、たまに外食に出かけると・・
会計で5千円をこえることが増えてきました。
5千円・・・
これは、わが家の食材の3日分の金額です。
頻繁に外に食べにでたり、お惣菜を買ってくると、
その場では満足感があるかもしれません。
でも、濃い味付けや油っこさなど。
出費や健康のことを考えていくと、
薄味で食べられる、家のご飯が一番だと思うんです。
私自身、賃貸生活が13年と長い方になるので
小さなキッチンで悪戦苦闘する日々が続いていますが。
シンクの中には、一切モノを置かないことや・・
調理器具を、代用する方法を駆使していくことで、
ご飯作りをムリなくできるようになっています。
いまあるものを、いかに使いこなすか?
おしゃれなカフェご飯も素敵です。
でも、日常生活の中では・・・身近な材料と道具で
手軽作れる方法を身に着けておくこと!
じつのところ、これが一番大切ですよね?
結局は、毎日の食が家族の生きる土台になっていると
年齢を重ねていくと、より強く思うようになりました。
草野さんの著書からも、このことを感じます。
今は24時間、安くておいしいものが買える時代。ご飯が炊けなくても、料理ができなくても、なんとかなります。誘惑が多い分、今の方が大変かもしれません。自分でご飯を作ることは「生きること」です。
激せまキッチンで楽ウマごはん
家族がいても
ひとり暮らしあっても
自炊を、どう続けていくか?
いま一度、見直したくなる一冊です。
最初は、一人暮らし用かなと思っていたんですが
激せまキッチンで楽ウマごはんは、アイデアがいっぱいで面白い!
ちょこっとした身近な食材のアイデアが
これ、今度やってみたいなと思うキッカケになります。
栄養素のことまで詳しく書いてある部分もあるので、
家族の食事を考える参考にもなりましたよ^^
将来自立していく息子たちにも伝えていきたい
私たちには2人の息子がいますが。
最近、よく話題にあがるのが”ご飯作りのこと”で
お味噌汁や、ご飯の研ぎ方、卵焼きの焼き方など。
「最低限のことは、できるようにしておきたいから」と
色々と聞かれるようになりました。
これからは、女子も男子も関係ありません。
自炊ができることに、こしたことはありませんから
この本も、長男に読ませようと思っています。
せまいキッチンでも、一口コンロやレンジなどを
うまく活かして、自炊生活を楽しむポイントが盛りだくさん。
スプーンと液体味噌を使ってつくる
手作りのお味噌汁の発想も、面白かった!
これにご飯と納豆があれば、朝ごはんはOKですよね^^
楽しく簡単に自炊を続けられるヒントがつまっていますよ。
激せまキッチンで楽ウマごはん
草野かおる(著)
楽天ブックスはこちら
(アマゾンのKindle Unlimitedなら無料で読めるようです)
せまいから、やりたくない・・・とか
面倒だから、作りたくない・・・とか
アイデアや工夫をうまない考えではなくて
限られた中で、やりくりする知恵を伝えていく。
子どもたちにも、そうありたいなと思うんです。
やはり手作り食は、生きる源になりますから。
私も、とても勉強になりました!
何より、暮らしの工夫が広がっていくと
日々の充実感もあふれてくるので。
ちょっとしたアイデアを積み重ねていきながら
ご飯作りを続けていきたいなと思います。
ではでは。