パン屋さんのドンクでは、クロワッサンが有名ですが、
昔からお気に入りなのがシナモンアップル。
パン生地の中に、シナモン、アップル、レーズンが入り
しっとりした味わいが・・・大好きで。
近くにお店がないことから、買いにいくことは減りましたが
最近焼いたパンで、似た味を再現できてビックリ。
自宅でも、自分で作ることができますよ^^
シナモンロールの応用編だと思ってください。
シナモンロールに「りんご煮」をプラスしてみよう
実は、狙おうと思って作ったわけではなくて
たまたま焼いたら・・・シナモンアップルに似たわけで。
パンを焼くのなら、身近なシナモンロールの応用で
あの味にグッと近づくことができるんです。
そこで用意するのが「りんご煮」になります。
材料は3つだけで、りんご、レモン汁、グラニュー糖を
全部鍋に入れて、煮詰めていくだけ。
・りんご 1個
・グラニュー糖 30g
・レモン汁 1/4個
しっかり煮詰めたら、冷ましておきます。
アップルパイの中身の状態ができあがるので
パイ生地に入れて焼いてもおいしいですね。
シナモンロールの成形で手軽に焼くことができる
一次発酵の終わったパン生地を台に出して
大きくきれいに丸めて、20分ベンチタイムを取ります。
今回は生地の重さは450gで。
ベンチタイムがを終わったら、めん棒で縦横と
順番にゆっくりと伸ばしていきます。
こうやって、真ん中からめん棒をかけてください。
大きさは20センチ×30センチくらいの縦長に伸ばし、
生地を裏返してから、シナモンシュガーをまぶします。
この時に、上から3センチほどはシュガーをかけないこと。
(生地のとじ目がひっつかなくなるので)
最後に、汁気を切ったりんご煮ものせていきましょう。
下からゆっくりと生地をまいて、とじ目を閉じます。
そして、とじ目を下にしてスケッパーで
8等分に切っていきます(まずは半分から分割するとやりやすい)
セルクル型に入れて、最終発酵へ。
セルクルに入れると、しっとりと仕上がるうえに
きれいな丸に焼けるのがお気に入り。
バンズ作りにも、よく活用していますよ。
私は8個持っていて、それで粉量が250gくらい。
なにかと出番が多い型のひとつですね。
40度で30分発酵させたら、オーブンから出して
予熱を250度まであげていきます。
電気オーブンは予熱に時間がかかることもあり
早めに発酵を終わらせるようにしています。
オーブンの予熱が終わったら、200度に落として13~14分
焼き色を見ながらできあがりを待ちます。
焼きあがってから冷めてきたら、フォンダンを作り
上からたらすと・・・出来上がりへ。
フォンダンレシピ(混ぜるだけ)
・粉糖 100g
・熱湯 20cc
自分の為に焼きたくなるアップルシナモンロール
これが、アップルシナモンロール!
今回はレーズンがなかったので入れていませんが
ラム酒につけたレーズンを入れると・・・
ますますドンクに似ている味を再現できるでしょう。
自分で焼いておきながら、自分で感動する。
このパンは、その魅力があふれるおいしさがあります。
家族で取り合いになるくらい、おいしかったです(笑)
シナモンロールに使うパン生地は
バターロールや菓子パン生地のレシピでOK!
今週、レーズンを入れて再度焼いてみて
どれくらい近づけるか、楽しみ。
ちなみに、アップルプレザーブを使えば
もっと手間なく焼くこともできますよ。
もともとアップルパイ系が大好きなこともあり
こういうタイプのお菓子やパンには目がありません。
”自分のために、焼きたいパン”
そのひとつにリストアップされていくと思います。
シナモンアップルがお好きでしたら、お試しください。
ではでは。