「2か月先までの仕事がキャンセルになった」とか
「休校と休業で、収入が減り生活がキツイ」など。
いま、周りで様々な声をききます。
コロナウィルスのことが落ち着くまでは
色んな業界に影響がでてきそうで･･･。
今年は賃金カットや、ボーナス減など、
さまざまなことが起こりうる可能性が高いです。
私もリーマンショックでリストラされたことがあるので
突然やってくる不測の事態があることは、理解しています。
”こんな時こそ、家計を立て直していく”
そのキッカケにしなくてはいけません。
好景気から･･･いきなり不景気になることの繰り返し
いままでの歴史を見ていても･･･
過去最高のボーナスを支給された後に、一気に不景気へ。
（株価の動きも同じですね）
こういったことは、何度も繰り返されています。
冬のボーナスが良かったからといって、
夏のボーナスが支給されるかどうかは、わかりません。
私の場合は･･
建築系の仕事をしていた13年前は、とても景気がよく
臨時ボーナスが支給された数か月後にリストラされました。
会社の業績が悪くなるのは、あっという間。
「こんなに一気に、状況が悪くなるんだ」と。
身をもって経験したことを、いまの家計にいかしています。
景気がいいときこそ、慎重に。
はぶりがよかった会社が、次々とリストラをはじめ･･
周りのみんながビクビクしていたことも覚えています。
じつは、建築業界って安定はしていなくて。
給料のカットや、ボーナスなしなど。
何度も経験していることをふまえて、
私は家計を組み立てるようにしているんです。
いまの収入が、半年後にもある保証はありません。
いざ、という時にあわてないように
柔軟に対応できる体制を持っておくこと。
何度かの経験から、意識していることです。
家族を守ることができるのは、自分だけだと考えておく
国と会社に共通していることは･･
何かが起こった時には、守るのは個人ではありません。
国であり、会社です。
むしろ、そうしないとダメだからです。
こういったことからも、自分たちを守るためには、
いざというときに、強い家計にしておくこと。
一時的に収入が減ったり･･･
今年度のボーナスに期待ができなくても。
半年から一年は、持ちこらえられるようにする。
不景気は、ずっと続くわけではなくて･･･
どこかでおだやかに良くはなっていくものですから。
ピンチを乗り切れるように考えておく。
不測の事態に合うと、いつも感じていることです。
いまは大丈夫でも、来月どうなるかわからない
リーマンショックのときにも、急に悪くなりましたから、
”来月どうなるかなんて、わからない”と。
あらためて、確認できたような気がします。
夫の仕事は、コロナの影響で休業になりそうでしたが、
変わらず出勤できるようになれました。
でも
これから、半年から一年は慎重にいこうかなと。
私が尊敬している経営者の方が
「売上が多くても、安い定食を喜んで食べて、売上が下がっても、変わらない生活がおくれるくらいの十分な蓄えを持っておきなさい」
こう話されていたことが、いつも頭にあります。
いい時ほど、慎重に過ごしながら
悪くなっても、動じない強さを。
悪い時ほど、あわてずに済む基盤を作れるかどうか。
家計の見直しを定期的に行いつつも、
これからも継続していきたいなと思います。
ではでは。
