子どもに逃げ道を作ってあげること。
それは、もしかすると・・・ガマンができなかったり、
がんばれない子に育ってしまうのではないのか?
そんな風に、感じることかもしれません。
でも、私は逃げ道をいつも作っています。
なぜなら、本当にしんどくなったときに逃げることは
人生において・・・とても大切だと思うからです。
人生にておいて逃げることは、必要なことなんです
私が一番最初に逃げることの大切さに気づいたのは、
パワハラされていた上司との仕事にガマンしていたこと。
両親には何度か相談しましたが・・・
「会社は、辞めてはいけない」
「そんなことを気にしているのか」と、言われたり。
私にとって、精神的な逃げ道はなかったわけで。
いま、振り返ってみると・・・
相当なパワハラを受けていました。
「あなたはクズです」みたいな手紙を書かれたり、
日常的な言葉の暴力をずっと受けていたうちに・・
ある日、体がストレスで悲鳴をあげ、
やっと自分から「ここから逃げよう」と。
自分で逃げ道にいくことができたわけですが・・・。
次の会社に入社したときには、
「こんなにラクで楽しくていいんだ!」と、衝撃を受けたものです。
もっと、早く逃げればよかった(笑)
やめる
逃げる
これはダメなことのように感じます。
でも、時には自分を救うためには必要なこと。
子どもにも、この逃げ道は教えておきたい。
いま読んでいる、斎藤一人さんの著書からもそう感じています。
幸せになるためには、嫌なことも我慢しなきゃいけない。そう思いながら、ひたすら耐え忍ぶ。日本人って真面目だから、どんなに嫌でもがんばり続けちゃうんだよね。でも考えてごらん。我慢しても幸せにはなれないんです。じゃあ、嫌なことがあるときにはどうしたらいんですか?って。やめる。これしかないんです。
嫌ならやめてもいいんだよ [ 斎藤一人 ]
納税額日本一に何度も輝いている、ひとりさん。
さぞや我慢しているのでは?
と、思いきや・・・
じつはその反対で、我慢しない人生を歩まれています。
逃げ道が幸せの道につながっていく。
この考え方は、新しいな~と思うんです。
逃げ道があると思うだけで、心は楽になれる
長男がサッカーを続けていた時には・・・
どう見ても向いていないことが、後々わかったので。
途中でやめさせることにしました。
いまは、自分が好きなエイサーを踊っているわけですが、
キツイ練習も、好きだからこそがんばれています。
ようは、好きではないから苦しくなるんです。
そういったことは、逃げてもいいと教えておくこと。
学校にしても同じで・・
「もし、いじめがあったら転校しても大丈夫だよ」と。
逃げ道は伝えるようにしています。
追いつめられることがないようにだけ、しておきたい。
基本的に日本人は真面目です。
だから、ついつい我慢してしまう人が多いですよね?
そして違和感を感じながら・・・続けてしまって・・・
それで人生がおかしくなることが多いわけですから。
でも
”いつでもやめられる、逃げられる”と思えるだけで
人の心って、軽くなっていくもの。
これは、甘やかしではなく・・・
人が壊れてしまわない為に、必要なことだと思うからです。
嫌ならやめてもいいんだよ
斎藤一人(著)
Amazonはこちら
定期的にひとりさんの本は手に取ります。
そうすると、より幸せになれるからですね^^
何よりも、新しい人生観を学べることが楽しいですよ。
合わないことは合わないと教えてあげること
「やりはじめたら、最後までやりなさい。」
というのが一般論かもしれませんが。
私は長男のサッカーを見ていたときに、
合わないことで、変な挫折感を味わって欲しくないと。
逆に、そう思いました。
ひとには、向き不向きがあります。
やらせてみて、ちょっと違うと感じたことは
潔く手放していくことの方が、人生では大切なんです。
そうすることで、向いたことにも出会えるので。
ひとりさんの本を読んで、ストンと腑に落ちました。
追い込んでいくより
非常口の存在を、小さなうちから教えておくこと。
これからも、続けていきたいなと思います。
ではでは。