数年前、結婚して同居生活をはじめた友達から
「あまりにモノが多すぎて気が狂いそう」だと。
そんな話を聞いたことがありました。
”実家がスッキリと片付いていて、キレイ”
じつは、こんな状態は・・・まれでしょう。
私も、両方の実家を見ていて思うんですが、
まずモノが多すぎます。
そしてこれらは、このままいくと・・・
自分たちが後片付けをすることになる?
そんな危険も、日々感じるようにはなりました。
一戸建てにモノがありすぎて片付かない
私の両方の両親は、一戸建てに住んでいます。
どちらも、いまは子供たちが巣立ったこともあり、
家族の人数よりも部屋数が多いんですが・・・
この部屋や収納に、モノをそのまま置いている。
いま、そういう状況です。
たまに片づけの話を、義父にしてみたとしても
「わしがいなくなってから、捨ててくれ」の一点張り(笑)
え、それって無責任では?
そう思ってしまうほど、親世代はモノを捨てられません。
消費時代にいきていながらも、もったいない精神があり、
使えるのなら置いておこう・・・が、数十年。
そう、数十年なんです。
この期間のモノが、そのまま保存されている。
これでは、将来的に大変になると感じたことから、
最近は”親の片付け”に対しても調べ始めました。
これって、他人事じゃありません。
つぶしてしまうのにもお金がかかりますし・・
いまは分別が厳しくなり、仕分けして捨ててから
そこからでないと、家も取り壊せないんです。
いまから話し合って、考えておく。
私たち世代の、大きなテーマになっていくでしょう。
何ということだ!団魂世代の家がゴミ屋敷予備軍だったとは!なぜそうなるのか?ひとつは「消費生活世代」だということだ。高度経済成長期の申し子であり、消費することが豊かさの証、モノを買うことが悦びという習慣が刷り込まれている。だから買うのが大好き、やめられない。
老親の家を片づける ついでにわが家も片づける
義父は、いつも何かモノを買っているなって・・
これを読んで思い出しました(笑)
私の母も買い物が好き。
でも、捨てられない。
これでは本当に、困るなとつきつけられた気がします。
他人事ではない実家のモノがのしかかってくる
阿部さんの、実家の片付けが・・・
とても他人事には思えません。
よほど整理整頓ができる両親でない限りは、
実家の膨大なモノを、いつか片づけることに。
親とのバトルが、ありえそうでこわいです(汗)
親にしてみれば、私たちは子供ですから、
こちらの言うことを聞く・・・って、難しいでしょう。
だからこそ、親がその気になってくれるように仕向け、
そこから捨てていくようにする。
そうなんです。
もう捨てるしかない。
そんな現状も、数十年という期間の長さから
決断をしていくことの大切さを感じています。
私が結婚した当初は、まだ片付いていた義父の家も、
この10年で・・・片付けも掃除もままなっていません。
やはり、老いているから。
帰省したときには、掃除や片づけを手伝いますが
これからは、本腰をいれよう!
そんな決意を、阿部さんの老親の片付けから
真剣に考えさせられましたよ。
老親の家を片づける ついでにわが家も片づける
阿部 絢子
Amazonはこちら
どちらの家の冷蔵庫も、食品でいっぱい。
もう冷蔵庫の管理さえ難しくなっている・・
そんな現状が、どのお宅にもあるようです。
片付け力は、年々落ちていく。
このことを考えるキッカケになる一冊でした。
母親が元気なうちに”モノをとにかく捨てる”手伝いを!
私の祖母が倒れたことにより・・・
母が、はじめてモノの整理について考えたようです。
子どもたちに、これだけのモノを残せない、と。
母は、消費大好き世代ですから、
祖母のモノの片づけを背負ったときに思うことがあったようで。
”できることがあるのなら、手伝いにいくよ”と。
電話口で、話すようにしています。
義母も、終活をはじめたと。
この前、電話口で話していました。
まだ元気な2人が、動いてくれるうちに。
私も、できることから手伝って
後々、本当に大変なことにならないようにしよう。
いま、そう思っています。
実家のモノは、私たち世代よりもすごいです(笑)
ですから、5年くらいはかかると考えて、
モノの整理を手助けしていくこと。
老いると、モノは負担にしかなりません。
できるうちから、後ろから支えていく。
そんな姿勢を持って・・・
自分たちも若いうちに、実家の片づけを
これからしっかり考えていきたいなと思います。
ではでは。