捨てることを徹底してやるようになると、
いままでとは、お金の使い方が変わります。
よく考えてモノを買う。
たったこれだけのこと。
これだけのことが、いかにできていなかったのか。
それが、捨てることを通して得られる気づきです。
捨てることでお金の使い方が180度変わっていく
基本的に、私たちがモノを購入するときには、
捨てることにまで、考えが及びません。
”ただ、それが欲しい”
この感情だけで、衝動的に浪費します。
これは、もう脳がそうなっていますから、
ひとは浪費する生き物だと思ってください。
でも、ここにストップをかけられるようになるのは、
片付けを通して経験した”捨てる行為”になります。
「なんで使わないモノを買ってしまったのか」
「いったい、いくらくらい損をしてしまったのか」
この、反省の気持ち。
捨てることを極めた人たちは、
より一層、この気持ちが人一倍強いわけで。
買い物をするときには、自然にブレーキが働き
”本当にそれが必要なのかどうか”と。
よく考え、検討してモノを選ぶ姿勢に変わります。
結果的に、お金が貯まる。
これはもう、自然な流れなんです。
私も、捨てることでお金の使い方が180度変わりました。
欲しいだけで、モノは買わない。
それは、捨てることからの大きな学びなんです。
モノと一緒に”過剰な欲望”もゴミ箱に捨てる
ひとつ買えば、またひとつ欲しくなる。
買い物は、連鎖的になってしまうがゆえに、
過剰な欲望を起こしてしまうものなんです。
それを、モノと一緒に捨てる。
ムダなモノが多い家には、ムダな波動がうまれ、
よけいにムダ使いを引き寄せます。
ムダムダ、しつこいですけど(笑)
捨てきった後の人の、物欲が減っていくのは、
欲望で手に入れたモノを手放したからに他なりません。
”欲望のエネルギーをまとったモノを手放す”
とくにいま、浪費グゼで悩んでいるのなら、
衝動的に買ったモノを捨てることから。
そうすることで、マイナスの流れを変えながら、
欲望から解放される感覚を味わえるようになります。
過剰な消費は、人を不幸にするだけ。
もっともっとの先に、幸せはありませんから。
そのお金のために、私たちはどれだけ労働するのか?
ある人の、こんな言葉が心に残っています。
「欲しいだけの理由で買ったモノのため、
いったい、どれくらい働かなくてはいけないのか」と。
1万円稼ぐためには、どれくらい働きますか?
時給が千円なら、10時間で。
・・・決して、少なくない時間になりますよね。
この金額が、多ければ多いほどに。
モノと労働との関係が、密接になっていきます。
自分にしても
夫が働いてくれるお金にしても
労働で得たお金を、衝動的に浪費しないこと。
そうでなければ、モノに支配さえていく。
だからこそ、捨てた経験をムダにはしない。
これを教訓に、これからもよく考えて吟味し、
使い切れるモノの買い方を継続していこうと思います。
ではでは。