「ワーカホリック(働き中毒)」という言葉があり、
日本人の多くが、これに陥っています。
まさに、わが家の旦那さんがそうでした。
人生のバランスが、くるっている・・?
そう思うことが何度もあったことから、
いまでは働き方を変え、あくせく働かなくなりました。
これは、まさに中毒で。
気が付けば”仕事こそが最優先”になってしまい、
他の大切なことが、見失われてしまう可能性もあります。
人生が仕事だけに奪われていないのかどうか
旦那さんがワーカホリックだった時期には、
仕事のみで人生が埋められていたような状況で。
月の休みは4~5日ほど。
長期休暇はなし!(笑)
これでは当然、休みの日には寝ているだけ。
もちろん、私も仕事しながら・・ワンオペになっていたので、
こちらもこちらで、大変なわけです。
こういった時期には、よく北欧の人の働き方を学び
”もっと違う人生があるんじゃないのか”と思うようになりました。
たくさん働くと、収入が増えていくかもしれませんが。
それで、手に入れた家やクルマやモノたちで
自分の心が本当に満たされるのかどうか?
それよりも、家族との時間を優先したい。
なんのために、ここまで時間を犠牲にしているんだろう?
そう、ふと考えたことが、暮らしや働き方を
大きく変えたキッカケになります。
大学で英語を教えているマイケル(イギリス人)は、「人生の優先順位に、お金は入っていない。」といいきる。「あくせく働いてまで、必要以上のお金を得る必要はない。一番大事なのは、自分の好きなことをする時間を侵されないことなんだ。」
イギリス人から学ぶ「お金持ちになる人」の基本習慣
働くことの価値観の差。
稼いだお金は、それに合わせた支出に消え、
またあくせく働くことになっていないのかどうか。
北欧の暮らしや、働くことへの価値観を学ぶと、
少しずつ自分の違和感が、理解できるようになります。
ワーク・ライフ・バランス。
仕事と、あえてすこし距離おく。
そんな時期に来ていることを、感じています。
簡素でも豊かに生きる知恵を学んでいくこと
北欧の暮らしを見ていると・・・
日本は、まだまだ消費社会なんだなと、
痛感することが、よくあります。
フランス人は、10着しか服を持たないというのは、
イギリス人も、だいたい同じらしいですし(笑)
普段着は、2、3枚ずつだけ。
お茶をするにしても、自宅で紅茶とクッキーだけ。
暮らしに、よぶんなぜい肉がありません(笑)
モノが自宅にあふれている日本とは裏腹に
どのお宅も、スッキリとした印象があること。
世界一幸せなデンマークでも、消費に重きをおかず、
家族や友人との時間を大切にしています。
消費文化の日本とは対極になる暮らし方が、
バランスの取れた働き方に、つながっていくのでしょう。
仕事中心の生き方から抜け出したいとき、
やはり暮らし方を見直すことは、とても重要なこと。
簡素であることが、心の豊かさにつながる。
北欧の国々からは、学べることが多いんです。
人生のバランスをしっかりと見直していく
立派な一軒家が、必ずしも幸せにつながるわけでもなく、
毎日、新しい洋服を着る必要もありません。
それを維持するために、どれだけ働くことになるのか?
自分の残りの人生をかんがえたときに、
ここは、しっかり考えておくべきだと思っています。
家族との時間を、もう二度となくさないため。
私たちのワーク・ライフ・バランスを。
必要以上に消費し
必要以上に手に入れない
それが、必要以上に働くことから抜け出していける・・
大切なポイントであること。
これくらいあれば十分、を見つけること。
私の理想は、宮古島で出会った・・・小さなパン屋さん。
広げすぎず、自分たちの手の届く範囲で。
こんなお店が、働き方の理想でもあります。
自分たちなりのシンプルな暮らしを維持しつつ、
これからも働くことを考えていきたいなと思います。
ではでは。