自分の母から、片付けのことで話題にあがったときに、
よく口にするのが「高かったから、もったいない」という・・・
支払ったときの、お金について出る言葉です。
でも、いまはもう価値がありません。
モノというのは、アンティーク品でない限りは
ドンドン価値が落ちてゆくもの。
この値段に、あなたが縛られている限り、
そこから人生は動き出しません。
高かったという値段は”もはや昔のこと”
私も40年くらい生きていますから、
”持ち物の価値が、どう変わっていくのか?”
よくわかるようになりました。
たとえば、洋服。
これは、年々・・・・価値が下がっていきますから、
数年前に、3~4万円したとしても。
いまでは、もうタダ同然であること。
その上に、いまは安くていい洋服が増えていますから、
わざわざ、かなり古いデザインを買う人はいません。
こういった気づきもあり、自分が独身時代に購入した
それなりの洋服は、すべて処分しました。
ブランド物のバッグもそう。
ヴィトンなどは、いまだに値段がついたとしても、
限られたブランドだけに、価値が残る。
年々、新しいデザインが発売されてしまうブランドならば、
その時に買い、流行のときにしっかり使う。
そうでないと、本当にもったいないわけです。
ちなみに、母はこの”もったいなさ”に縛られてしまい、
モノが処分できないまま、いまにいたります。
このハードルを乗り越えられるかどうか?
ここが、暮らしや人生を変えていく、
大きなターニングポイントになるでしょう。
価値が下がる前提で、モノと付き合うようにする
どれだけ高い車でも、10年乗れば・・・
あっという間に値段が下がってしまいます。
ですから、消耗品と割り切る。
モノって、使ってこそ価値があるわけで。
そうでないモノに関しては、
財産になるかどうかの視点を、しっかりと持つこと。
私にとっての、一生ものって・・・
考えれば、もうないですね(笑)
それこそ、宝石くらいでしょうか。
純金のコインなら、息子にゆずれるかな?
これくらい、モノの価値に関しては
下がっていくことを経験したからこそ。
買ったときの値段に、とらわれてはいけない。
肝に銘じるようにしているんです。
値段は、あっという間に下がる。
ほとんどのモノが、そうだと思っておきましょう。
昔の値段に縛られず”減らしていくこと”を優先しよう
私は、売れるモノは、全部売りました。
二束三文でも、捨てるよりはマシ!
それ以降は、普段は使わない可能性が高く、
値段だけ立派なものは、一切買っていません。
まさに、勉強代ですね(笑)
友達とも、よく話すんですが。
洋服やバッグも、お値ごろなモノがあるから、
高いものって、いらないなってことですね。
いつまでも、過去の値段にしばられるのではなく、
これからの使い方に、いかしていけばいい。
その値段は、昔のこと。
ここに縛られて、人生に負荷をかけるのではなく、
いつでも身軽にスッキリと。
終わったことには、潔く割り切りを持ちながら、
減らすことを、優先していきたいと思います。
ではでは。