「冷蔵庫が私の人生を腐らせていた」という言葉を聞いて。

恵方巻やクリスマスケーキなど。

大量生産して、売り切れずに廃棄することが、
いま問題視されるようになっていますが。

これは、家庭においても”おこりうること”です。

特売や、値引きシールにばかり目がいきますが、
まずは、その食品を食べきる。

それが、どんな節約術よりも効果的なんです。

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冷蔵庫の中で食品ロスを出していないかどうか?

日本の中で、食べられるのに捨てられる食べ物の半分は
家庭から出ている
、と言われています。

少し多めに買って、作っても残したり。

冷蔵庫の中で保存しているつもりが、
ただ腐らせるだけになっていることだってあるでしょう。

井出さんのこんなお話を読み、とても考えさせられます。

料理レシピ本大賞を受賞した稲垣さんは、いろんなメディアに登場し、ためになる話をされていますが、私の印象に残った一番の言葉は「冷蔵庫が私の人生を腐らせていた」というものです。ものを腐らせないためのものだったのに、なぜか今では、食べ物を腐らせる格好の道具になっている。

「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!

高性能な冷蔵庫が増えていく中・・・
長く長く鮮度よく、保存できるようになっていく。

それは便利なように感じますよね?

ただ、便利さの裏側で、そこに安心してしまい、
食べきれない食品を詰め込んでいないのかどうか。

保存できるがゆえに、腐らせてしまう。

この矛盾について向き合っていくことで、
節約に頼らずとも、食べきる暮らしを意識することで、
本来の倹約につながっていくことを感じています。

井出さんの食品ロスの考えと方法は、
暮らし全般につながっていくことが、わかるんです。

食べきれない、使い切れない。

それは、一番もったいないこと。

わが家が”あえて単身用の冷蔵庫サイズ”を使う理由

私も、結婚当初は大きな冷蔵庫を持っていたことで、
ゆうゆうと、食品を買い込んでいたんです。

が、その分・・・食品をダメにすることも多く。

引っ越しを機に、単身用の冷蔵庫サイズに切り替え、
いまも4人家族で、そのまま使っているんですが。

あえて、このサイズを使い続けるのには、
食品を、そこにため込みたくない、という理由があります。

バターやお肉などを保存するには必要でも、
大きすぎるがゆえに、電気代やロスを増やしてしまうこと。

自分の欠点がわかっているがゆえに、
あえて自宅では、置かないように工夫しています。

部屋の片づけはできたけれど、 冷蔵庫だけはなんだかいつも整理できない。そういった悩みがありませんか?その理由のひとつとして...

おかげで、量が入らないので、余分なものを買わず、
いつも食べきれるだけ
しか手に入れません。

冷蔵庫は、それ自体が高額で・・・電気代もかかりますから、
小さくするだけで、両方をカットできるということ。

ちなみに、冷蔵庫は2~3万円くらいのもの。

電気代も、とても安いんです^^

一週間分の作り置きなどをしない私には、
これで十分なのだと、いまは思えるようになりました。

冷蔵庫本体や、使い方を見直すと、ロスは減らせます。

井出さんの本では、細かな方法まで教えてくれるので
今度の食品ロスを出さない参考にしています。

「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
井出留美(著)
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自宅以外のお店やネット通販さえ倉庫だと思おう!

これだけ流通が発達している時代です。
そこまで自宅に置くことに、こだわる必要はありません。

なかなか買い物にいけない家庭であれば別ですが、
近所にスーパーがあるのに、ため込まないこと。

私の感覚では、自宅以外のお店は、ネットも含めて
すべてが倉庫のようだと思っています。

ですから、すぐに必要な分だけを買う。

これは暮らし全般にでも共通していることなので、
家の中に置いておくことに、一切こだわりません。

野菜など、食べきれないときは、
小さな冷凍室に、翌週の分を丸ごと保存するくらい。

1~2個だけ欲しいピーマンでも、袋詰めで売っていたり、産直へいくと、野菜は丸ごと売っていますよね。これ、使い切れるかな・・・とは、...

いつでも新鮮なものが手に入る時代に、
わざわざ自分の手元で食品を古くしないこと。

こう考えて、これからも必要な分だけを買い、
食べきれる分だけを作る。

エコな使い切る暮らしを続けていきたいと思います。

ではでは。