老後の2000万円問題が、かなり取り上げられましたが、
じっさいのところ、プロの目から見ても・・・
”2000万円でも足りない”ケースが多いそうです。
もちろん、それぞれの家庭の事情により変化します。
ただ、私がもっとも気を付けておきたいことは、
自分たちが問題意識を持って、先を見すえるかどうか。
これが、別れ道だと感じています。
自分ごとだと考える意識が問題を解決していく
読者の方と投資のことについてやりとりしていると、
みなさん問題意識を持っていることがわかります。
”将来のことを考えて”
いまのままでは、まずいだろうと行動していきますが、
逆にどこか他人事のような方もおられます。
ですが、年金問題はみんな平等に降りかかってきます。
このことを自分ごとと、考えられるかどうか?
結局のところは、この意識の差と行動で
将来的に備えられる金額は、大きく変わるでしょう。
2000万円問題をクリアできる人は、わずかですから。
8割の人が2000万円では足りない?いろいろなケースを計算式に当てはめてみると、絶対に大丈夫という人は、実のところ、数えるほどしかないと思います。私たちのところに家計相談に来るのは、ある程度自分のお金について問題意識のある人たちです。一方、自分のお金について問題意識が低い人は、先々を見据えたことを考えていないのかもしれません。
横山先生! 老後までに2000万円ってほんとうに貯められますか?
私も、どこか年金問題はわかっていなくて。
ですが、投資と出会い・・・少しずつ現状をしることで
改めて、自分たちの問題と向き合うことができました。
2000万円は、私たちの問題。
そして、それを解決していくにはどうするか?
こういったことが参考になる書籍を読んだりしつつ、
しっかりと資産形成に取り組むようにしています。
解決する方法が見えれば”小さな行動”で怖くなくなる
問題を見ないフリをするのは、ラクなようで・・・
詰め込んだ収納のように、開けることさえできなくなります。
ですが、いまはイデコやつみたてNISAという制度が充実し、
私たちは、その後押しを利用すればいい。
投資環境も、おどろくほど良くなっています。
もちろん家計の見直しや、今後は細く長くは働くことも
必要にはなっていくでしょう。
働く、節約、運用
この3つをバランスよく組み入れていくことが
私たちできる、最善のことだと横山さんは教えてくれます。
横山先生! 老後までに2000万円ってほんとうに貯められますか? 人生100年時代でも豊かに暮らす、資産と年金への向き合い方
横山光昭(著)
Amazonはこちら
人任せではなく”自分で設計していく”時代へ
いま、私たちの環境が大きく変わっているのは、
もう”人任せではいられない”ということでしょう。
それは、あらゆる面でそうなってきています。
誰かのせいにしても解決は、できません。
国や会社も、問題を抱えていることから、
これからは自助努力が、自分たちを助けるようになります。
大切な自分たちの人生だからこそ。
自分ごと、として。
これからも年金問題に向き合いながら、
将来のことを考えて行動していこうと思います。
ではでは。