ブログの読者の方から、たまに移住についても
ご相談を受けることがあります。
沖縄は、とてもいいところ。
住めば都で、私もすっかりなじんでいますが、
決してメリットだけではありません。
移住を考える上では、ぜひ知っておいていただきたい、
3つのデメリットがあります。
正社員でも手取りが月14万円くらいという現実
まずひとつは、賃金がかなり安いです。
だいたい本土から移住していくるときには、
”いまの手取りの2/3になる”なんて言われますが。
現実は半分くらい。
実際に、就職活動をしていた旦那さんも
”手取りで14万円が現実です”と、お話を聞いてきました。
パートに出るにしても、時給は高くないので
本土にいたときの、共働きよりも収入は減ります。
たとえば、手に職を持っているとか。
そういう場合ではない限り、移住してからの就職は
思っている以上に厳しいということを、頭に入れておいてください。
とはいえ、ホテル業界では賃金が上昇しているので、
これから改善してくれる環境になってくるかもしれません。
沖縄は、基本的にみんなが共働き。
その理由は、片方だけではやっていけないので
子育てしながら、働くお母さんの割合は、高いと思います。
賃金が低いのに”物価が意外と高い”という現実
これは、移住者あるあるで、よく話題になることで
私が住んでいた関西よりも、物価は高いです。
まず、野菜や果物の値段が高い!
私の感覚では、1.5~2倍くらいは高いかと(苦笑)
その他の食品も、本土から送られてくるので、
この分は、やはり割高になっています。
ということで、移住してから食費は上がりました。
ガソリン代、自動車にかかる税金などは安いけれど
日々にかかる出費は、上がります。
これにプラスして、最近の不動産価格の上昇ですね!
ポストに入っている3~4千万円台のマンションのチラシを見ては、
”どうやってみんな買っているんだろう”と、不思議になりますから(笑)
いまの時期は、静観するに越したことはありませんね。
これは移住してから、しみじみと感じていることなので、
念のため、頭に入れておいてください。
飛行機にのって本土に行かなくてはならない
沖縄は、海に囲まれていますから、
基本的に移動は、常に飛行機になります。
帰省時には、早割を使えば費用はおさえられますが、
急な移動には、正規料金でかなりの金額になること。
これが、家族で移動となると・・・なおさら。
こういった費用は、移住前には必要なかったので
年間の予算として、組んでおく必要があります。
まわりの移住友達を見ていても、
帰省するときには、一ヶ月まるまる帰っていたり。
頻度と、費用をおさえながら、やりくりしています。
いままでは、わりと便利な関西に住んでいたこともあり、
このことには、多少の不便を感じています。
でも、その代わりに・・周りには美しい海があります^^
デメリットを受け入れながら移住生活を続けています
沖縄移住に関しては、メリット中心に紹介されているので、
今回は、デメリットを書いてみました。
だいたい、移住してきた家族の方は、
こういったことを、肌で感じているはずです。
ですが、おだやかな気候で過ごしやすく、
人も優しく、海も美しい。
だからこそ、デメリットを知った上で
私たちも、移住生活を続けられていると思うんです。
服装も、ラフでいいということも、
こちらで気楽に生きられる、ひとつのポイント。
だいたい、年中しまぞうり売ってます(笑)
賃金が低いなら、自分で仕事を起こしてもいいですし、
実際に、そういった方も多いです。
私たちも、宿の経営を何度も勧められました。
観光地だからこその、商売もあります。
こういったことも踏まえて、資産運用をして
収入を得る方法を確立している、という部分もあります。
むしろ、色んなことを試すキッカケになり、
私たちは、移住後の方が豊かに暮らせていますから。
移住してから、なんとかなりました^^
これから本土に戻るかどうかは未定ですが、
どちらにしても、身軽に生きられるようにしていこうと思っています。
ではでは。