暮らしの「器」を広げるとモノと出費も増えていく。

私たちが、6年前に沖縄へ移住したときには、
80平米から50平米へと、小さな部屋を選びました。

結果的に、この選択で気付いたことがあります。

それは、暮らしの「器」を小さくしておくだけで、
”モノも出費も増えない仕組みが生まれる”ということ。

小さな住まいは、自然に節約につながる。

当たり前のようで、当たり前のこと
いまのゆとりに繋がっていることを教えられています。

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器が大きくなると、無意識に買うようになる

小さな住まいに引っ越ししてからは、
以前の倍以上に、モノを買うことに慎重になります。

なぜなら

置けないから(笑)

これを買ったら、どこに置くの?

そう考えるだけで、モノを増やさないようになり、
ひとつひとつの質問で、出費さえも劇的に減りました。

でも、これが入るのだったら・・・

思い付きでモノを買って、増やしていたことでしょう。

これは、部屋でも・・・冷蔵庫でも同じ。

冷蔵庫は、1~2人用なので・・・かなり小さい。
そのおかげで、すぐに食べきる分しか買いません。

今週、姉より確認があって 「冷凍品を送りたいから、あけといて。」と。あけといて・・・というか。あいてる(笑)姉に写...

逆に

大きいと、知らず知らず買ってしまう。

こういった行為が、入る器の大きさ
私たちが左右されているということなんです。

何も考えずに置けてしまう。

この制限のゆるさが、後々のモノの増加であったり、
出費の大きさに影響してしまうということ。

私たちは、身をもって経験したからこそ、
いまもコンパクトな住まいを維持しています。

4人家族で50平米の住まいです

子どもたちも大きくなっていますが、
スッキリと、問題なく暮らせていますから。

今年で、長男がうまれて10年になりました。夫婦から、子どもたち2人のいる暮らしへ。ずっと一緒に過ごす中で感じたことは、思っていた以...

広い住まいになると、モノを置きたくなってしまう

人間の心理とは・・・

広い住まいになると、モノを置きたくなるし、
買いたくなってしまうもの。

”空いたスペースを埋めようとする”

制限を小さくすることで、気づきます。

その為に、増やしたモノや出費は、
本当に必要であったものなのかどうか?

実際に、一戸建ての広い住まいの友達は、
意識していなくても、相当なモノを持っていることも。

「これでも、減らしている」そうなんですが・・・

客観的に見ると、やはり置けるから増やしてしまう。

そういう状況になっていることを考えると、
住まいを選ぶ際の「器」は、大きければいいものではない。

改めて、このことを感じているんです。

「器」の大きさが生活費に影響を与えていることを考える

モノの視点から、器のことを書きましたが。

もっと考えると、生活費にも影響を与えます。

大きな部屋に引っ越ししたら、それに合わせるように
家電や家具も大きくなり・・・

増えた部屋数だけ、電気代も上がるでしょう。

つまり、部屋に合わせて出費も大きくなる。

このことを、「器」を選んでいく上では
いつも頭の片隅に置いておくべきだと感じています。

「マイホームを買ったら、お金が貯まらなくなった。」 じつは、こういう声は多いんです。でも、最初はみんな 「家賃はもったいない」と...

大きな住まいは、増えやすく。
小さな住まいなら、増えにくい。

モノも出費も同じ。

とくに子育て世帯は、広い住まいを重視しがちですが
逆に出費も増えがちですから、慎重に!

暮らしに影響を与える「器」を考えて。

これからも、制限をかけることを忘れずに
ひとまわり小さな住まいにしていこうと思います。

ではでは。