それは「憂さ晴らし」になっていませんか?

がんばって働いているんだから、
これくらいは、”ご褒美として買ってもいいだろう”

昔は、そんな風に浪費していたことに、
改めて、中村あやえもんさんに気づかされました。

私が会社勤めをしていたあの日、同期の同僚がこういっていたのを覚えています。「この土日で、服を三万円も買っちゃった。先週も同じくらい散財した。パチンコでも二万円もつぎ込んだ。こんなに残業しているんだから、これぐらいパーッと息抜きしないと、やってられない」と。

お金は「最もやりたくないこと」から使いなさい―最大限の満足を得て、支出を劇的に減らす「お金の使い方」

がんばって稼いだお金を、使い果たす。

これでは、「憂さ晴らし」をするために、
つらい仕事や残業をして、お金を稼いでいるようなもの。

この悪いサイクル。

まずは、はまっていることに気づくことが必要なんです。

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使うほどに、もっと働くことになってしまう

ここで気を付けたいことは・・・
だから、会社を辞めようということではありません。

使うほどに、もっと働くことになっていないのか?

立ち止まって、まずは考えてみることです。

ストレスを解消するため・・浪費を続けていると、
もっともっとお金を求めて働くことになります。

でも、その割には・・・手元に何も残らない。

そして、”追われるように働く”という流れになってしまうんです。

せっかくパートに出たり、残業を増やしているのに
逆に出費がドンドン増えていないかどうか。

これがストレスの、怖さ。

しんどくなると、どこかで吐き出してしまうようになります。

私たち夫婦も、こういったことを経験したからこそ、
働きすぎず、ミニマムに暮らすようにしています。

その方が、ムダな浪費がないから。
これに尽きます。

高額なモノを欲しがることがなくなりました

この悪いサイクルを意識して見直すことで、
働きすぎていないか、よく立ち止まるようになってます。

夫婦でお互いのことを、客観的に見て気づいたら・・・

「それは、ちょっとやりすぎでは?」と。

ブレーキをかけて、ストレスがたまらないようにしながら
好きな趣味の時間も、以前より大切にしていますよ^^

そうすると、高額なモノも欲しくなくなります。

クルマは塩害でサビても、気にしない
移動には自転車
高価なアクセサリーやバッグに興味がなくなる
賃貸で気ままな暮らしが楽しくなる
お金をかけずに海で遊んだり、手作りを楽しむ

休日出勤すれば、手当がつくからと出てみたり・・・

仕事を余分に増やすようにしていたときには、
その分、どこかでお金を浪費してしまう。

誰にでも、ありえることだからこそ・・・気を付けたい。

収入ありきで考えると、どこかでムリがでてくる

私が沖縄に移住して、一番変わったことは、
ライフスタイルに合わせて働くようになったこと。

そうすることで、結婚してから11年・・・
子どもがいても、支出は変わらず生活できています。

私は家計簿を、いまはつけていません。固定費の引き締めをしっかり行ってからは、意識しているのは、週ごとの食費の予算のみ。あと...

これから、教育費は必要にはなるでしょう。

でも、持ち家を持たないかわりに資産運用しているので
あまり心配はしていません。

浪費に使っていたお金を、運用へ。

そうすることで、悪いサイクルからも抜け出せて
いまやっと穏やかに暮らすことができています。

”働くことがしんどいから、パーッと使う”

このサイクルを続けていると、抜け出せません。

まずは立ち止まって、自分の矛盾を見直し、
幸せにいきるために必要なことを、考え直していく
こと。

私たちも、見失わないように・・・
幸せであるサイクルを続けていこうと思います。

ではでは。