人生を盗まれない生き方について、思うこと。

ナリワイをつくる: 人生を盗まれない働き方 を、読み返しました。

数年前に読んだ時にも、心に響きましたが。

いまは、もっと深く感じることが増えていて・・・

私たちは、ちゃんと意識しておかないと、
生活を自給する能力が下がってしまうことを感じています。

これが下がると、どうなってしまうか?

支出が増え、より稼ぐことが必要になってしまうんです。

それがイヤだと感じるのなら、
自給力をあげるように工夫していくこと。

そんな生き方が、やっぱり面白いなと思うんです。

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便利さを追い求めて、失ってしまったこと

私の祖母は、手先がとっても器用です。

昔から裁縫や編み物が得意で、
自分で何かをつくるということに、とても長けていました。

料理も同じで。

旬の山菜を見つけては、自分でとりにいって・・・
できることは、何でも工夫してやっていく。

そんな祖母は、ほとんどお金を使いません。

それが、楽しいんですよね^^

秋になると、ひたすら栗をむいていたり(笑)

かたや、いまはとても便利な暮らしになりました。

でも、その割には・・・なぜこんなに忙しいんでしょうか?

考える余裕もないほどに働き、稼ぐためにモノを買い、
それでも足りずに、なんだか満ち足りもしていない。

手に入れたようで、失ってしまったもの。

それは、生活自給力

このことを伊藤さんから学べるんです・・・

現代社会に生きる私たちは、生活を自給する能力がかなり衰えている。何も考えずに暮らしていると、たいしたことをしなくても支出が高い。だから、稼ぐのを一休みして、立ち止まる余裕もない。これでは、人生を盗まれている。

ナリワイをつくる: 人生を盗まれない働き方 (ちくま文庫)

暮らしの中で工夫することで、生活自給力が高まり、
それが自然にナリワイになる。

そうすれば、人生を充実させるような仕事につながっていくんですね。

暮らしを工夫することで、人生を立て直していく

改めて読み返してみると、うなずけることばかり。

便利でラクになったつもり。

でも、共働きの友達は、こう言います。
「便利な家電をすべて導入しても、まだ足りない」と。

それくらい、仕事自体に追われるような日々。

ここから抜け出していく為には、
お金をかけずに、自分で工夫して暮らしを立て直すこと。

そして身に着けたチカラを、誰かに提供していく。

少しずつでも、この意識を持っていくことが、
人生を盗まれない生き方に必要なことなんだと感じました。

私はパンを焼きますが、これができると、
買わなくても材料費だけで、つくることができます。

その上に、この作り方を誰かにシェアすることで、
生活の一部が、仕事になるということなんですね。

暮らしの工夫が、仕事につながる。

こんな発想が、自分の人生を立て直してくれるようになりました。

生活自給力を高める工夫を、続けていきたい

もちろん、いきなり伊藤さんのように生きるのは難しい。

でも、暮らしの中で、できることが増えていくと、
生きていくことにかかるコストを、抑えることもできます。

それが、働くことへの負担を減らし・・・
心軽く生きていける、ひとつの方法でもあります。

もしも、ナリワイをひとつでも持つことができれば、
会社で働く以外で、見えてくる景色は変わりますから!

私は、パン教室を通じて・・それを学ぶことができました。

仕事は、自分で作れるということ。
暮らしは、工夫すればもっとコストを下げられこと。

忘れそうで、見失ってはいけないことですね。

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自分でつくるのは、パンも仕事も面白い!(笑)

工夫することで、生活自給力を高める。

これは、継続して続けていきたいなと思います。

ではでは。