買う時の高揚感は、一瞬だとしても、
大切にしたいのは、その後の使い方です。
モノを買う時には、かなりの興奮状態に入ります。
それが高額なモノなら、なおさらかもしれません。
それが手に入ると、幸せになれるような気がしますが、
この気持ちが長く続かないのであれば・・・
買うことを目的にしてしまっています。
大切にするべきは、手に入れた後のこと。
買った後を、楽しめるようにしていこう
私が買い物で満足感を感じるのは、
その後も、自分を継続的に幸せにしてくれるもの。
たとえば、ずっと使い続けているのは・・・
シンプルなパンこね機ですね。
買う時よりも、買った後の方が楽しめる。
それは毎回パンを焼くときにそう感じますから、
これはモノを買うことを通じて
経験や体験を買ったことになるんです。
そして、焼いたパンを人にプレゼントすれば
喜んでいただき、自分も満たされた気持ちになれる。
こういうことに、お金を使う。
大事なのは、買った後の使い方だということ。
いまは7千円のオーブンを使いこなすことが楽しくて
ひたすら、焼き続けている日々です(笑)
モノを使いこなすのって、面白い!
だからこそ、使えば使うほど愛着がわくんです。
そうすると、新しいモノが欲しくはなりません。
買って終わりではなく、買ってからをイメージする
物欲に自分を支配されているときには、
それを買うことだけを、強く求めてしまうもの。
”洋服が欲しい、バッグが欲しい”
手に入れたいという欲求が、浪費に走らせますが。
モノは、買って終わりではありません。
そこからをしっかりとイメージしていくことで、
使い方が変わり、暮らしに豊かさが増えていくんです。
モノの量と幸せは比例しません。
むしろ、反比例する部分もありますから、
買って完結するようなことを、減らしていくようにしています。
手に入れた後の体験で、幸せを増やしていく
たくさんのモノがあっても、満たされません。
手に入れた後の体験を通して、
自分の幸せを、人生の中で増やしていくこと。
それが、幸せに生きる為には必要なんです。
手に入れることを目的にしてしまうと、
際限なく、買うことから抜け出せなくなりますが。
体験や経験に重きをおくと、物欲は減っていきます。
使うのが目的で、買うためではないから。
最近、改めてそう感じています。
モノを通して得られる体験を中心に、
幸せが増えるような暮らしを大切にしていこう。
そう思います。
ではでは。