先日、用事があってショッピングモールへ訪れたとき、
ふと目に止まったシュークリームがおいしそうに見えました。
「あ、家族分買って帰ろうかな？」
とは考えましたが、これって予定になかったもの。
次々に目に入って来る商品に心動かされながら感じたことは、
見るだけで、私たちは欲望を刺激される中で生きていること。
だからこそ、意識しないと浪費してしまう。
モールにいくと、しみじみ感じることなんです。
私たちの脳は、浪費するようにできている
最近、ますます客観的に買い物ができるようになりました。
理由は、脳の仕組みをしれたことです。
実は、脳には「放っておくと浪費する」っていう、残念なクセがある。だから、ムダづかいするのも、貯められないのも、脳に標準装備されている特性なんよね。つまり、僕の脳も、君の脳も、基本的に貧乏神が居座るビンボー脳なの。
頭の中の貧乏神を追い出す方法 世界一役に立つお金の授業 [ 菅原 道仁
え！
って、ビックリするような衝撃的なような･･･
そんな脳の浪費クセを知ることになったわけですが。
逆に、妙に納得できた部分もあります。
なぜなら、やっぱり見てしまうと欲しくなるから。
買いたくなるから。
この衝動を私自身もすごく感じているので、
脳の仕組みを否定できないことを感じています。
むしろ、衝動的に感じる仕組みを理解することで
いまは客観的に、自分を観察できるようになっています。
”あ、私･･･いま脳の貧乏神に支配されている”って（笑）
もう一人の自分を作れることで、浪費が止まる。
とても興味深い内容です。
客観視するだけで、浪費はみるみる収まっていく
私も浪費脳だったので、もちろん浪費家でした（笑）
いまでもお店にいくと、商品を見るだけで欲しくなり･･
手に取りそうなことも多々あるんです。
そりゃあ、もう。
でも、見たまま欲望にかられていたら、
どれだけお金があったって、ビンボーになるだけ。
だからこそ、どんな状況で欲望を刺激されるか？
こうやって仕組みを理解しておくことで、
ブレーキを働かせるようにしているんですよね。
でないと、私も暴走しますよ（笑）
わー
これ、欲望あるあるだ！
そんな内容がギッシリつまっていて、
読んでいるだけで、苦笑いの連続になる一冊です･･･（汗）
進めていくだけで、耳が痛くなることを覚悟してください。
少しずつ、脳をコントールして浪費を止める
日々のちょっとした衝動だけでも、
スーパーや100円ショップで、どれだけ浪費していますか？
買う予定のないものを、どれだけ買わされているのか。
それが一日に500円なら、月15,000円。
一日に1,000円なら、月に3万円！
もし夫婦でお互いにそうやって使っているのだとしたら、
貯金ができない理由は、衝動的な行動にあるのかもしれません。
こういった浪費が10年もすれば、軽く数百万に･･･
大げさではなく、現実的にそうだと感じる実例もあります。
頭の中の貧乏神を追い出す方法 世界一役に立つお金の授業
菅原道仁（著）
楽天ブックスはこちら
だからこそ、今日から少しずつ浪費を減らしていく。
そうすれば、あなたの脳のクセが変わります。
私も、がんばって変えました（笑）
衝動的な浪費で、日々の家計が圧迫されてしまったり、
人生が思い通りに進まないのはイヤですよね？
お金とは、人生を楽しむツール。
やりたいことや、使いたいときに残せるように
これからも浪費脳を意識した買い物を続けようと思います。
ではでは。
