いまの日本では、よい直販投信やインデックス投信など、
かなり増えてきたにもかかわらず。
まだ多くの人が、分配型投信を保有しているようです。
じつは、私も20代のときに一度買ったことがありますが、
仕組みをしったときに、すぐに解約。
いまでは、買うことを検討することもありません。
それくらい、資産形成には向かないんです。
資産形成には、まったく向かない投信です
投資をはじめて間もない頃だったこともあり、
毎月分配されるなんて、魅力的だと感じたものです。
でも、この分配される仕組みをご存知でしょうか?
分配型投信は、分配金を出すために元本を取り崩したり、
受け取る際には、その都度税金が取られます。
元本と利益をそのまま運用するからこそ、資産がつくれる。
これとはまったく違う投資方法であることから、
私たち世代の資産作りには、まったく向いていません。
その上、手数料もやたらに高い。
買うたびに手数料を取られ続け、信託報酬も高いことから
即刻解約してもいい投信だともいわれています。
それでも、30~40代の人が30%以上保有していることから、
何も知らずに買ってしまうことへのリスクを感じています。
分配型で長く運用している人と
優良な投信で運用している人は、
かなり大きな差になることも、頭に入れておきましょう。
基準価額がしっかりと上がっている投信を選ぶ
「毎月分配される金額がどれくらいか?」
そこを選ぶ基準にしては、いけないんです。
この10年で、基準価額がしっかり上がっているかどうか?
リターンはどれくらいなのか?
見るポイントを、間違えないこと。
そうでないと長い目でみたときに、
あなたの手元には、十分な資産が育ちません。
目先の分配金という名のものにまどわされないこと。
効率的に増やすのなら、毎月分配をもらうのではなく、
複利で運用することこそが、大切なんですから。
高齢になったとしても、分配型に魅力はない
分配金を、年金代わりに。
60~70代の方の保有率が高くなってしまうのは、
こういったことで人気があるようですが。
しかし・・高齢になっても、分配型に魅力はありません。
取り崩すのなら、必要な分を解約すればいいだけ。
毎月分配にこだわる必要性はないんです。
窓口でよくすすめられる投信なので、
私も、若かりし頃にうっかり買ったこともありました。
でも、いまは本当におすすめできません!
即時解約して、つみたてNISAなどの基準にクリアしている
よい投信に乗り換えていきましょう。
ちなみに、分配型は金融庁から認められていないので
つみたてNISAに選ばれていない投信です。
そうです、金融庁も認めていません!
大切な利益と時間を、分配型にうばわれない。
私も二度と買わないようにして、
しっかりと資産形成できる投信を選んでいきたいです。
ではでは。