「老後までに、がんばってお金を貯めよう!」
そう思って、コツコツと貯金していたとしても、
その価値は半分になっている可能性があります。
老後までの期間は長い。
だからこそ、インフレに強い資産で備えていくことが
これからは必要になっていくんです。
老後に備えていく資産の作り方を考えていく
日本政府は数年前から、2%のインフレを目指して
どんどんお金の価値を下げる方向に動いています。
これが、どんな影響を与えるのか?
年2%でインフレが進むと、35年間でお金の価値は半分になってしまいます。銀行に1000万円貯めていても、500万円の価値になってしまうということです。そのことを政府はもう隠していません。「だから、お金を使ってください」と呼び掛けています。
35年後には、お金の価値は半分へ。
いま30代であれば、まさに一番お金が必要になるときに
その価値は半分になっている可能性が高いということ。
現金だけではありません。
個人年金などで、預金のように備えている方も同じ・・・
長い縛りの後に待っているのは、価値の下がった資産である。
こういったことを頭に入れておかないと、
いざ必要になったときに、後悔することになります。
いままでの資産の作り方では、対処できない。
この分岐点を、私たちは迎えているんです。
お金を自分から適切な場所へ動かしていく
では、どうすればいいのか?
それは・・国が後押ししてくれる制度である、
イデコ(確定拠出年金)を使って運用していくこと。
イデコは、所得税が10%であれば、
掛け金をまるまる20%も節税することができます。
これに合わせて、株式投信などで運用していくことで
インフレに強い資産を、手元に作っていく。
まずは、これから。
イデコで運用して得た利益には税金もかからず、
節税できた分は、また投資にまわすこともできます。
自分から、適切な場所でお金を準備していくことで、
しっかりとインフレに備えた資産を作ることができるんです。
半分にするか、倍にするかは自分で選べる
老後資産を、半分にしてしまうのか・・・
それとも自分で行動して、倍にしていくのか。
投資環境が、いまの日本では整ってきたこともあり、
選べるようになってきています。
わが家は、SBI証券の確定拠出年金プランで
株式投信を運用し、年6%くらいのリターンを目指していますが。
これだと、30年後には・・・約2.7倍へ。
結果が変わってくることを考えて、積極的にイデコで
節税しながら運用するようになりました。
詳しくは→SBI証券の確定拠出年金プラン
老後資金のカギになるのが、このイデコです。
最大限に活用して、増税やインフレに負けないよう
お金の置き場所を考えていきたいなと思います。
ではでは。