快適で機能的な家を持ちたい。
私もそう思って、コツコツと貯金していたこともありますが・・・
いま40代を手前に迎えて。
人生には想定外のことが起きることがわかり、
よくよく考えるようになりました。
家を買う前に、考えておきたい3つのことは・・・
収入減
離婚
転勤や引っ越し
です。
いまの収入がずっと続くとは、限らないこと
リストラやお給料カットは、経験したことがあります。
会社って、その年の業績がよくても
次の年に悪くなると、一気に給料カットに走ることも。
リストラにしても同じ。
とくに50代から・・・ということもありますから
教育費が多くかかる年代に、それは本当に厳しいことになるでしょう。
こういったことを2度経験し・・
いまの収入を前提に考えてローンを組むということには
かなりの抵抗を感じるようになりました。
ある日、仕事(収入)がなくなるって・・・やっぱり恐怖ですから。
その時に固定された大きな支出があることは、
経済的に負担になることは、間違いありません。
離婚するときに、住宅ローンが重荷になってしまう
そして、最近は増えてきましたが。
離婚・・・ですね。
意外と多く聞くのが、家を建てたあとの離婚なんです。
夫婦共同でローンを組んだあとにもめてしまったり・・・
新築の状態で夫婦仲が悪くなってしまう。
こういったケースで問題の種になるのが、家のこと。
私も、やっぱりこれは考えました!(笑)
離婚するつもりで結婚はしていませんが、
住宅ローンは35年と・・・とても長いわけです。
その長い期間・・・夫婦仲がずっと円満であるという・・・
そういう保障はどこにもないこと。
もし共同でローンを組んでしまった場合には
別れて住まなくなった家の借金を背負うことにもなりかねませんから。
だからこそ、頭の片隅においてから考えておきたいことのひとつでしょう。
転勤や、いじめによる引っ越しに対処しづらい
ずっと住むつもりだったけれど、転勤になるというケースもあります。
そうなった時に、奥さんだけがその家に残るのか?
もしくはついていきたいと思ったときに、どうなるのか?
持つことで、住み替えしづらいデメリットもあるということ。
FPである岩城さんに関しては、
家を買ったあとに、想定外のことがよく起こったそうなんです。
お金の授業「一生、困らない人」はどんな準備をしている? より。
ご近所トラブルがあり、ひどい嫌がらせを受けていたからです。持ち家同士、一生つきあわなければならないのかと暗たんとした気持ちでいたところへ、夫の転勤の内示があったのです。大きな買い物の前には、想定外のことをよくよく考えることが大切なのです。
転勤、ご近所トラブル。
そして、私のようにお子さんがおられる家庭は
いじめのことも頭に入れておくことが必要です。
今の時代・・・やはりとても多い問題のひとつですから、
このことが原因で引っ越しされるご家庭も多いということ。
他人事ではなく、子どもたちのことも考えて
しっかり検討していきたい問題の一つですよね。
持つことのリスクを、冷静に考えるようにしておくこと
20代のころは、自分たちは大丈夫だ!なんて・・・
なんの根拠もなく思っていたことがあります。
根拠のない自信ですよね(笑)
でも仲良かった夫婦が離婚していく様子を見たり。
いじめが息子たちの学校で起こったり・・・
会社の業績で収入が左右されることを経験していくことで。
想定外のことを冷静に考えておくことは、
必要なことだと感じるようになりました。
自分の人生を、過信しないこと。
不安に思いすぎることもよくありませんが、
あまり早すぎる決断は、危険が多いということなんです。
わが家も、こういったことを踏まえて・・・焦りは持たないようにしています。
関連記事です。
・マイホームを買ったら、お金が貯まりにくい?住宅購入前に知っておきたい、3つの支出
大切なことは、家族が笑って暮らせる場所があることですから。
ついついマンションのチラシで
「家賃と一緒の支払いで」という魅力的なフレーズに心が動かされそうになりますが(笑)
あまり流されないように・・
デメリットを考慮して、考えていきたいなと思います。
ではでは。