NYダウが動けば、日経平均もつられて下げて・・・
そう思ったら翌日には、戻したり。
どうなの?
というような相場が、この一年は続いていますが。
こういうことを気にする必要は一切ありません。
長期投資に、相場観はいらない。
大切なのは、継続して投資し続けること
じつはプロであっても、売買で勝ち続けることは難しく・・
結局は、私がやっているような積立投資が一番儲かっていた。
そういうお話も、よく聞くようになりました。
たとえば、米国にこんな例があります。
株式市場の代表的指標であるS&P500に連動する上場投資信託(ETF)に、1993~2013年の20年間継続して投資したとすると、年率で9.2%のリターンをあげられました。一方、ここに参加した多くの個人投資家ははるかに低い2.5~3%程度のリターンしか得られなかったようです。
なぜ、そうなるのかって
結局は、売買してしまったから・・・なんですよね。
高くなったらあわてて買い・・・
下落したら・・・あわてて売って。
これは良かれと思ってのこと。
私も経験したことがあるのでよくわかるんですが、
結局はただ保有しているだけの方が、安定して増えていく。
そんな悲しいような・・・うれしい事実があるんです(笑)
だから、相場がどうこうなるなんて予想は気にしない。
スルーする姿勢が何より大切なんですね。
自分だけは大丈夫なんて、思わないこと
誰しも、自分だけは大丈夫って思いがち。
つい過信してしまうことで、
せっかく積み上げた利益を、一瞬で失ってしまわないこと。
自分が長期で投資をしていて感じたことなんですが、
利益って、一気に増えないんですよ。
でも、逆に失うのは一瞬です。
たった一度の判断ミスで、大きく間違わないこと。
めまぐるしく流れてくるニュースにまどわされずに
淡々と、投信を買付していくだけ。
このスタンスを、崩さずに継続していくことが大切ですから。
正しい投資行動を守りながら積み立てしていこう
早く資産を増やしたい。
そんな気持ちがムクムクと芽生えてくるのは
仕方がないことかもしれません。
でも、その芽生えた気持ちは・・・刈り取ってください(笑)
チョキチョキと。
育てるのは、正しい投資行動で成長させていく投信のみ。
適切に資産配分された投信を使って、コツコツと。
これが、一番の近道であることを感じるようになりました。
つい相場を予想して動き回るよりも、
じっと動かず、ただ保有していくだけで。
これが投資のスタンダードになっていくはずです。
地味なひとだけが得られる最大の果実を・・・
私も受け取れるように、続けていきたいなと思います。
ではでは。