子ども部屋は何歳から?個室を与えるベストなタイミングとは

子ども部屋をわざわざ作ったけれど・・・
物置と化している、という相談をよく受けます。

お話を聞くと、リビングから遠く
2階や3階の片隅に子供部屋をもうけていたり。

自分も子育てをしていて感じることですが・・・
低学年のうちは、親にベッタリですから、
一人で自室にこもって勉強する子なんてまれなはず。

では、何歳から持たせればいい?というと

私は高学年に入るくらいでいいかなと感じています。

理由は、一人の時間を大切にするようになるから。

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なぜ個室が必要になるの?

わが家が子供部屋を作ろうかと思うキッカケになったのは
長男からの、要望でした。

「ひとりだけのスペースが欲しい」
「大人と子供との空間を分けて欲しい」
と。

つまり、一人だけになれる場所が欲しい、ってことですね。

いまでは宿題も自分で進んでやるようになったこともあり
これなら・・・と、子供部屋をつくることにしたんです。

いままでは親にベッタリ。

そこから、一人で過ごすスペースが欲しいと感じたことは
長男の成長の証だなと感じましたから。

ちなみに、こう言いだしたのは小学4先生なんです。

個人差にはよると思いますが、
だいたい子供は10歳までは親と同じ時間を共有したがり・・・

そこからは、自然に離れていくようです。

学習机もあせってすぐに買わないようにしていて、
兄弟で協力し合って、毎日宿題をこなし中。

高学年になると、一人の時間を持ち始める

低学年から、高学年へ。

この10歳という年齢を境に、長男は変わりました。

買い物へ誘っても
「ひとりでお留守番しておくから、大丈夫」と。

自分一人の時間を楽しむようになってきました。

宿題の段取りも、親がいちいち言わなくても
「今日これをして、明日はこれを終わらせよう」
自分でプランを立てられるようになっていきます。

こういったことからも、この年齢くらいからは
一人を尊重することが大切だなと感じているんです。

いつまでも一緒、というのは親の甘えかもしれませんね(笑)

(わが家は兄弟同室です)

個室を持つメリットとデメリット

子供部屋を持たせたことで感じたメリットは
自然に子供が自立しやすい環境をつくれるということです。

洋服をしまって、自分で出して。

寝具の上げ下げをしたり、部屋を片づけたり・・・

いままでは親と共同のスペースであるという感じでしたが
子供部屋ができてからは、自分たちのスペースという意識が芽生え
積極的に行動するようになってきたように思います。

もうひとつは、本をよく読むようになったこと。

静かな環境で、自分の世界に入る。

こういった楽しみ方も、長男はできるようになりました^^

デメリットとしては、引きこもりやすいこと。

こうならない対策としては、テレビは置かないようにしていて
家族全員でリビングでみるようにしています。

これでテレビを置こうものなら・・・
完全に引きこもるはず(笑)

これからも、自立するまではテレビは共同でしか
使わないようにしていく方針です。

成長とともに、親離れしていくと心得ておこう

どれだけかわいい子供でも・・
いつか必ず親離れしていくものですし。

そうでないと、逆に困ります。

ですから、こうやって部屋を離していくことは
自然の流れのひとつなのかな、と。

あれこれ口を出す前に、
子どもの自立をうながせる環境にしていくこと。

目につくから、うるさく言うんですよね(笑)

でも、放置していると・・・意外に自分でやるものですから^^

本人の意識と、自立する気持ちを尊重して。

これからはお互いに少しずつですが
親離れ、子離れできるようにしていきたいなと思います。

ではでは。