土日の朝は、必ず夫婦で掃除をしています。
そうすると、それを見た息子たち二人が
「自分たちも、やりたい!」と雑巾を持ち、床磨きへ。
ほんの数年前までは、自分ひとりでイヤイヤやっていた
掃除や片付けも・・・
いまでは、家族で協力し合いながら楽しんで取り組んでいます。
これは、ひとえに・・・片づけを通して
私たちが心を通じ合えるようになれたから。
ひとりでキレイにしただけでは幸せにはなれない
いま、部屋をキレイにしたけれど・・・幸せにはなれない。
そんな人が、急増中だそうです。
昨今では、部屋がキレイに片付いていても幸せを感じられないという方々が増えています。お母さんが極度のキレイ好きだと、家族全員がうつ状態になっているというケースも、決して珍しくありません。
これは、少しビックリしました。
私自身、キレイにしていくことで
家族全員がとても幸せになれたので。
では、なぜそうならないのか・・・というと。
そこに、本人の心の在り方が反映されずに、
家族とのコミュニケーションが取れていないことが問題であることが
読み進めていくうちに、理解できるようになりました。
片づかない家も、
片づいていても幸せに感じられない家も
心のつながりがないと、さみしいまま暮らすことになる・・・
実践的な片付けの内容ではなく、
心理面から、ひもといてくれる興味深い一冊でした。
とくに、ひよこのピヨちゃんが・・・かわいい^^
毒舌のひよこが、教えてくれます(笑)
ただ片づけるのではなく、心を通じ合わせていく
私の場合、片づけをする前までは・・・
旦那に伝えたいことも言えず。
不満と悩みを、ひとりで抱え込んでいる状態で。
子育ても、ひとり。
もちろん、片付けもひとりからスタートし。
ここから・・・・
旦那と衝突したこともありましたが、
お互いに、大切にしたい価値観を何度も話し合い・・
人生の生き方についても、話し合っていくことで
いまでは、ゴミ出しの準備まで頼まなくてもしてくれる状態へ(笑)
え、ここまでしてくれたの?
と、思うようなことまで・・・先回りしてくれるようになり
言葉でお互いに伝え合うことの大切さをよく感じているんです。
これが、もし・・・ただ片づけを一人でやっただけなら
この結果にはならなかったはず。
お互いに、心を通わせ合う片づけをすることの意味を
片づけ心理研究家の、伊藤さんが教えてくれる内容でした。
家族での片付けのゴールって、なに?
家族での片付けのゴールは、ただ住まいをキレイにするだけではないこと。
遠回りのコミュニケーションをすればするほどに、片づかない状況を引き起こしやすい思考パターンになる。だからこそ、家族の片付けにおいて心が通うコミュニケーションをすることは、最重要項目になっていくのです。
もっとも重要なことは、心が通うコミュニケーションが取れるようになること。
夫婦って、ささいないことでケンカしますよね?
それは・・・お互いに言葉が足りず・・・
すれ違いから起こることが多いもの。
私たちも、よくやりました(笑)
でも、よく会話をするようになっていくことで、
相手のことを理解し、尊重できるようになれたこと。
これは、片づけを通して・・・私が一番得られた大きなことだったと思います。
家族の悩みは片付けで解決!
こういった心理面での効果が高いことを、つくづく感じました。
心が部屋に現れているのだとしたら
心が変わるだけで、部屋も自然に変わるんです。
毒舌フェニックスが教える 家族を救う片づけ
伊藤 勇司 (著)
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心をつなげていく片づけを、大切にしていきたい
片づけを通して、家族の心をひとつにしていく。
心をつなげていく片づけを、ぜひ続けていきたい・・・
そう、しみじみ感じました。
幸せのはじまりは、私は夫婦関係からだと思っていて
ここがうまくいくようになることで
自然に子どもたちにも伝わることがあると、考えています。
2人で協力し合い、暮らしを整えていく姿は
こちらが何かを言わなくても、子どもの行動につながります。
その為には、コミュニケーションをとって、
住まいの居心地のよさを、分かち合いながら過ごしていくこと。
それが、人生を輝かせる片付けになります。
いまは、やってみてよかった・・・と、感じているので
これからも、家族と心がしっかりとつながっていくように
夫婦で協力しながら、片付けや掃除を続けていきたいと思います。
ではでは…