結局・・・「最後はひと間でいいんだ」ってことなんですよね。

日本画家である、堀さんの
99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心でより。

自分のためのひとり暮らし

ホテルの部屋のように、台所や御不浄など
生活に必要な最低限のものが小さく収まっている
ひと間の家ですから、とても便利です。

残り少ない老いの日を迎えた今、私の選んだひと間暮らし。

小部屋でわくわくしている自分が、おかしくてなりません。

70代や80代になっても、
精力的に取材をし続けている、堀さん。

終の棲家に選んだのは、ひと間の住まいです。

老いていく中で、最後は捨てて縮小していくことを知ると
いまの段階で、ムリをして持たなくてもいいな・・・と思うんです。

私も、最後はきっとひと間で暮らしているはずなので。

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「ひとり」と「ひと間」を楽しめるような生き方

結局、自分が手にしたモノって・・・
向こうへ持っていけるわけではないですよね。

最後は手放してから。

広げた暮らしを、小さくして・・・

なるべくモノを持たないように整理していくことで
年齢を重ねてからも、行動的に動く人が多いように感じています。

絵もすばらしいんですが、
堀さんの生き方がまた魅力的。

ひとりでいることを恐れずに・・・
むしろ群れないからこそ、成長し続けることができる。

関連記事です。
群れない生き方。ひとりでいることで受け取れるメリットとは?

群れずにひとりで
最後はひと間で

このことを楽しめるような芯の強さを、持っていたいなと
作品と文章から、感じています。

99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で
堀文子 (著)
楽天ブックスはこちら

自分が手にしたモノや人を潔く手放して、新しい世界へ。

飽きることのない人生への探求心が、
とても興味深くなってしまう内容でした。

大切なモノとだけ、シンプルに生きていこう

私の場合はといいますと・・・
暮らしを広げた時点でムリが生じてしまったことで
30代半ばから、ミニマムライフをするようになりました。

若い段階からこの暮らしをするメリットは
自由で身軽に生きることができます。

生活にかかるコストや時間がおさえられるようになってから
趣味のことに時間とお金を多く使えるように変わってきました。

いつでも、どこにでも移住することだってできます。

この暮らしの延長線上では、たぶん終活は必要ないくらい・・・
大きなモノは持たないようにしています。

そして、夫が旅立った後は・・・きっとひと間でミニマムに。

結局最後は手放すということも、わかるようになりましたから
これからも色んなモノを背負いこまずに、スッキリと。

まだ人生の中盤ですが。

大切なモノとだけ、シンプルに生きていきたいなと思います。

ではでは。