「もうこんなに大きな家は、いらない」
と、定年後に小さな住まいに引っ越している高齢者は半分ほどいる。
と、テレビで特集していました。
いま高齢者が人口の1/4になっているそうですが
その中でも「ホームダウンサイジング」が流行っているそうです。
「ホームダウンサイジング」とは?
2階建ての家を平屋にしたり、小さな部屋に住んだり
階段や家の維持を負担のないものにし、住まいの無駄を省くこと。
これは自分の両親をみていても思うことってないですか?
★高齢になってふたりだけの住まいになると家が大きすぎる。
いまは核家族が増えているので
実際に家を継ぐ人は少数派になってきていますよね。
それなのに部屋が何個もあって・・・(ほぼ物置になってる状況)
窓も何個もあって・・・(掃除が大変)
階段もあって・・・(転倒が心配)
広い家は高齢になると体への負担も大きい。
そういうことを私も考えるようになりました。
これはドミニックさんの本を読んでも共感したこと。
屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方
ドミニック・ローホー (著)
楽天ブックス
★35年ローンの支払いが終わった後に、その家が自分の生活に合わない。
30代で住宅ローンを組み。
35年ものローンの支払いがやっと終わったときには・・・
その家が自分のライフスタイルに合わない。
もしくは高齢になって使いづらい家になっている可能性が高い。
このことを、もう一度考えてみよう。
よく持ち家か賃貸か?
どちらが得なのか計算されているけれど
それは一生、同じ家に住む場合であって
マイホームのまま一生ではない可能性も高いし
賃貸も高齢になったら小さな家賃の安い家に住み替えることだってあるわけです。
そういう生活の変化を客観的に考えてみることは
自分の人生を見つめなおすことでもあると思う。
自分の人生は一生同じ状況ではない。
必ず変化し、それにあった生活がその時々にあります。
ちなみに我が家も
子どもの成長に合わせて暮らしを変えていく方針。
コンパクトに無駄なくスッキリ暮らす。
生活のスマートサイジング。
そしてホームダウンサイジング。
そのことをしっかりと考えながら
家を持たないことも考えながら、あえて持たない暮らし。
こんな風に
たまに立ち止まり考えてみよう。
本当に35年ものローンを組む必要があるのかどうか
世間に流されないように、しっかり考える。
5年後すらわからない。
そういう時代にあった暮らし方を自分で考えることを大切に
身軽に生活しています。
ではでは。