幸福度ランキング一位に、
何度も輝いている国をご存知ですか?
それは、デンマークです。
ちなみに日本は51位(意外と低い 笑)
GDPや消費欲が高い、アメリカ・中国・日本でもない・・・
そこには、本当に必要なモノしか持たない、
シンプルでミニマムな暮らし方がありました。
「幸せ」の背景にあったもの
私が北欧の暮らしに興味を持つキッカケになったのは、
LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみたを、読んでから。
税金が高く、日中の日照時間は短いなど
不満がありそうな北欧の国々が、なぜ幸福度が高いのか?
それはここ最近の日本では考えられなかったような
シンプルで豊かな暮らしがそこにあるからです。
消費税は25%
所得税は50%
日本から見ても、目をむくような税率の高さですが、
そのぶん、福祉の充実は比べ物になりません。
モノを買うと税金が高いことから、
ひとつのモノをかうときにも、何度も考えてから買う。
住まいは大きくはないし、収納も小さい。
だからこそ、少ないモノで豊かに暮らす知恵が
北欧からは参考になることが多いんですよね。
ブランドなどのモノへの消費ではなく、
家族や友人との温かいつながりを実現していく。
そういう幸せのヒントがとても参考になったのは、
世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らしでした。
デンマークの暮らしが、本を通してみることができます。
エコでミニマムな暮らし
デンマークでは車の税金が高いこともあり、
子育て世帯は、子どもをのせる自転車を使うのが一般的。
これ、私もそうですが(笑)
税金が高くて支払えないのなら、
そうでないモノを積極的にみんなで活用していく。
政府も自転車の普及を応援しているようなので、
消費文化の日本とは、対極にあるように見えました。
モノへの消費のとらえ方が違う。
この発想を知ることは、とても勉強になりますね。
必要以上に、モノを欲しがらない
消費大国アメリカのキッチンとは違い、
デンマークのキッチンは、日本と同じようなサイズ。
でも、モノが少ない暮らしを実現できているのは、
そこに入る分しか持たないなら。
まさにミニマム。
世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし
芳子ビューエル (著)
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日本では、モノがあふれている中で
ミニマリストブームが起きましたが・・・
デンマークでは、昔からそれが当たり前に根付いています。
消費文化の反対のようですね(笑)
このあたりの決定的な考え方の違いが
面白いなと思いましたし、またひとつ参考になりました。
これから日本も確実に増税に入っていきます。
そういったことも考えると、
私たちがミニマムを求めるのも、自然なことなのでしょう。
アメリカの影響を受けて、消費大国になりましたが、
また元に戻る時期が来たんです。
ここまで福祉は充実していませんが・・
日本で暮らす中でのミニマムライフを考える参考に、
デンマークの豊かさを見習っていきたいなと思います。
ではでは。