ときどき、ふと思うことがありませんか?
何千万円もの家を買うことや、
このまま家賃を払い続ける以外に、選択肢はないのかな・・と。
もっと住宅へのコストを下げられれば
時間とお金から自由になれる。
そんな私たちの理想を実現して、
ローコストな暮らしを実現している人は、少しずつ増えてきています。
30平米の住まいで、4人家族でミニマムに暮らす
いま、YADOKARIさんの新刊・・・
ニッポンの新しい小屋暮らしを読んでいます。
この本の中で目にとまったのは
4人家族30平米で暮らす・・ある家族の暮らし方でした。
小さな住まい方にあこがれていたAさん。
広い古民家から、田舎のちいさな住まいに移住し・・
荷物の半分は、厳選して処分されたそうです。
家の改修費用は助成金で1/3をおぎない・・
自然ゆたかな場所でのんびりと生活されていました。
この小さな住まい方には、モノに対するちゃんとした信念があって
ブレがないからこそできる暮らしぶりだと感じることがありました。
個室を子供に与えることはできないけれど
この自然の中での暮らしを、一緒に楽しみながら生きていきたい。
家族と空間を共有しながら、
地域の人とつながり、自然の中でいきること。
たとえ住まいは小さくても・・・
決して閉鎖されてはいない、
心の開放感と、暮らしがそこにある自然へとつながっていく
「広がりのある生き方」を感じることができました。
いま広がっている、新しいムーブメント。
こういう暮らし方を知っておくと、
住まいに対する新しい発想を取り入れることができるんです。
ニッポンの新しい小屋暮らし
YADOKARI(著)
楽天ブックスはこちら
「豊かさ」を再編集する
ほんの少し前までの好景気な世の中では、
クルマや家にお金をかけることが豊かさの象徴でした。
でも、いまは経済が右肩下がり。
そしてこの一年で景気は確実に落ちていて
生活に苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか?
ですが、この時代だからこそ
もう一度豊かさを再編集し、小さな暮らしを実現することで
生活コストを大きく下げ、お金と時間を取り戻していく。
あの無印良品さえ、そこに参入してきましたから!
関連記事です。
・300万円で手に入る小さな家・・・無印良品がうみだす新しい暮らし方。
住まいにかかるお金が小さくなれば、
どれだけ気分的にラクになるのか。
これは大きなテーマだと思うんです。
どこに自分たちの豊かさの重きをおくのか、
どうやってそれを実現していくのか・・・
その手段はそれぞれ違いますが、
読むだけで暮らし方の参考になる一冊でした。
住まいはミニマムで。
でもそれは人生を負担なく楽しむための手段であることを考えて
私たちもこれからの暮らしに役立てていきたいと思います。
ではでは。