20代のころは・・・
「60歳になったら悠々自適に暮らせる。」
なんて、ちょっと甘く考えていたことがあります(汗)
老後は年金が生活を守ってくれる・・・
そう思っていた時期もありましたが、それは本当に甘い考えでした。
年金をあてにしすぎない
このことを感じたのは、
40年間働いてきた看護師をやめた石田さんの話を知ってから。
石田さんは正社員の看護師で、悪いお給料でもなかったそうですが・・
じっさいに仕事をやめるときには、こういう現状だったそうです。
(以下は月1万円からできる人生を変えるお金の育て方より)
40年間フルタイムで働いてきて、厚生年金の基礎年金は4万円!
65歳になったら11万円になるけれど(国民年金と合わせて)
そこから保険を引かれたら、手取りは8万円よ・・・!
あなたは、これでやっていける?
夜勤で体はボロボロ・・・
早期退職するときには、こういった現状だったようです。
これを読んで、私は当たり前のようなことなんですが
健康保険と介護保険がキッチリ引かれることを忘れていました(汗)
そういえば・・・うちの母も
「年金は手取りになると、すごく少ないんやで」と言っていましたから。
支給額と手取り。
ここも間違わないようにしておかないといけません。
私たちは収入を多く、支出を少なく見積もり勝ち・・・
でも現実って、そうじゃないんですよね。
もらえるお金は、多く見積もらないことに越したことはありません。
石田さんは長期投資のおかげで早期リタイアへ
では、石田さんはまた働いたのか?というと、そうではありません。
14年前から、投資信託を使った長期投資をスタートし
数千万円の資産を築き、早期リタイアへ。
いまでは、お金に不自由のない暮らしをされています。
(私と同じセゾン投信やひふみ投信も組み入れてました^^)
「振り返ってみて、あの時に投資をしていなければ・・・」
と考えるシーンがとても印象的でした。
石田さんは、決してめぐまれた境遇ではなくて
夜勤や子育てに追われ、節約も必死にこなしての結果です。
そうでないと、数千万円の資産を築くことは
普通の家庭ではむずかしいこともよくわかりました。
家計のムダを省くことが基本にあり、
その上でお金の増やし方を入れていくこと。
いまは、イデコ(確定拠出年金)があるので、
私たちはより有利に取り組めるようにはなってきていますが・・・
関連記事です。
・なぜこんなにイデコがおすすめされているの?
お金から自由になる為には、
決意と行動が必要になる、と改めて感じました。
表にはあまり出てきませんが、
じつは経済的に自立する人が、少しずつ増えてきていますね。
我が家も将来的にそうなれるように目指していますが、
これからも気を緩めず、しっかりと取り組んでいきたいなと思います。
ではでは。