「捨てることは悪いことじゃない。
捨てないと、大変なことになるから。」
と、7歳になる長男が私にハッキリと話をしてくれました。
捨てることは、悪いことじゃない
「モノは大切に持っていなさい。
捨てることは、もったいないから。」
こんな風に私たちは両親や周りから教えられてきました。
その結果として、沢山のモノを抱えて片付かない暮らしを、
当たり前のようにしてきたはずです。
なぜなら、捨てることは悪いことですから
常に罪悪感がともなっていますよね?
その結果、捨てられない状況になってしまうんです。
でも、そうではなくて
捨てることを通して、自分に必要なモノを見極められることができれば、
小さなころから、自分で選択ができるようになれます。
長男には捨てる習慣を意識させるようにしてきましたが
それが根付いてきたことを感じるひとことでした。
そう、捨てることは悪いことじゃない。
必要なことを見極めて生きることは、大切なことですから。
(子供たちのモノは増えすぎない用に管理しています)
自分に必要なことが、わかりはじめている
「沢山のモノが増えすぎたら、部屋が大変なことになるよ。
それに、いま僕が沢山のモノが必要なわけではないから」
モノの整理は一緒にはしてきましたが
しっかりと発言してくれたことにびっくりです。
でも、知らず知らず片づけを通して
「いま自分に必要なモノは何なのか?」を考える習慣がついている。
そのことを感じました。
この取得選択ができるようになってきたおかげで、
長男は、自分が使わないモノを欲しがらないようになりました。
3歳の頃はなんでも欲しがっていましたが、すごい成長です。
(先日も、自分でおもちゃの仕分けをしてくれました)
みんなと同じものを欲しがらない
普通は、みんなと同じが大好きなはずですが
長男はそうではありません。
みんなと同じでなくてもいい。
自分は自分だから。
こういう目線で物事をみるようになっているので
自分に必要ないモノを欲しがるということがありません。
決して協調性がないわけではありませんが
いつからか、見極めが自然にできているようになり、ビックリしています。
このことから感じたことは、
捨てることを習慣化させていくことで、必要なモノを見極めるということが
子供にもしっかり身についていくということでした。
むやみに捨てることは悪いこと。
でも、必要ないモノは手放さないといけない。
これは人生を生きる上で必ず必要になることです。
物質的なモノに対してもそうですし
精神的な面でも当てはまることでしょう。
片づけは、人生に必要なことを教えてくれる。
このことを長男と一緒に私も学びながら、
多くを持ちすぎない暮らしを続けていきたいなと思います。
ではでは。