テレビもエアコンもパソコンも冷蔵庫も
車も、ひとり一台持つような時代になった私たち。
便利で豊かになったと幸せを感じていたはずなのに
いつからか
所有しているモノを使うヒマもないほど働かなければいけない。
そんな生活になっていたことに気づいたとき
そんな生活は捨ててしまおう・・・
と、決意した記憶があります。
モノを買うために、維持するために、働く人生を私は選ばない。
豊かなはずなのに、豊かさを感じられない暮らし。
ゆたかさの矛盾から、抜け出そう。
たとえば、有名な車の維持費についてですが
車にかかるコストは年収の1/4と言われていますが
家庭において車を走らせている時間は平均月20時間だけだそう。
ってことは
後の月700時間は・・・ 車はとまっているだけ?(笑)
我が家は結婚してからすぐに車を2台→1台にしましたが
あのまま維持すれば、年収の半分は車に使っているような生活だったということ。
いまはなるべく自転車で移動していますが
・・・考えさせられますよね?
モノを持てば持つほど
豊かになっていくと信じていたはずなのに
結局はそれを買うことの為に働き、維持するために働かなければいけない。
で、それを使う時間もないわけです。
この堂々巡り。
どこかで断ち切らない限り、そうやって人生の時間が終わってしまう。
そういうことも、豊かについて考えさせられます。
でもね。
私は車を手放して、モノをドンドン手放して
でも
不思議なほど自分が自由で身軽になっていく感覚を手に入れることができて
増やすこと=豊か
から
減らすことから得られる開放感や自由を選ぶことになりました。
持っていないけれど
これこそが新しい幸せの基準だと思う。
物に多くつながれた人生よりも
持たずとも、自由に生きられることを選びたい。
多くがなくても、幸せだっていうこと。
もう一度、そういうことを自分たちの手に取り戻そう。
持たない暮らし、実行中!!