家事は毎日の単調な仕事であり
時に疲れることもあるかもしれませんが
私はそれでも、日常の家事を大切にして生きていきたい。
効率だけを追い求めて、生きていかない
忙しく生きていた頃は、私は家事が苦手でした。
いえ
苦手というよりも、家事を楽しむゆとりもなくて
それ自体に価値を感じることはなかったように思います。
でも多くのモノを手放して
消費して忙しく生きる人生から、時間にゆとりをうむ生活に変えることで
生きることそのものである家事に対しての考え方もすっかり変わりました。
朝の掃除。
毎日の洗濯に合わせて、シーツなどもきれいにしておくこと。
窓を磨き、部屋を整理するだけで
特にどこかへでかけなくても、満足できることがここにある。
なにかしなければ、ではなくて
なにもしなくても、満たされることは案外近くにあったりします。
生きることを大切にすることの本質が家事なんだなとわかってからは
生活をおろそかにしてはいけないことも
年齢を重ねていくことで強く感じるようになりました。
働くことも、暮らしも、大切にしていきたい。
両方をバランスよくしていくことで、見えてくることがあります。
ささいなことにこそ、本当の幸せが隠れている
働くことは、大切なことでもありますが
心が穏やかで静かな満足感を満たしてくれることはなにか?
自分の心の声を聴いてみること。
私にとって仕事以外では、
家事であったり、手作りを楽しむ時間であったりします。
決して人から見て何か評価されるものではなくても
ちいさな幸せを日々、私に与えてくれているんです。
そういうささいなことも、大切にして生きていきたい。
世の中には、便利なシステムがあふれてきていますが
だからこそ、あえて意識してできる家事を大切にしています。
効率や能率
それを上げていくことばかり。
でもなぜか心が疲れ果ててしまっているのなら
もう一度生活を大切にして生きていくことを見直したい。
生きること、暮らしを楽しむこと。
いま一度見つめなおしながら
いまある家事をこなすことを大切に日々いきています。
ではでは。